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創造魔法はチート魔法でした!(仮)  作者: 作者はどうやらシカバネのようだ
第1章 旅立ちの章
15/16

ある会議で------

14話



時を遡り、シュウがドラゴン(エリー)と戦う数日前---


side:レニス(魔族)




僕の名前はレニス、一応魔王軍の幹部をやっている。


「はぁ...最近暇だなぁ」

自分自身で言うのもなんだけど実は僕、戦闘狂である。

数十年前に魔王軍の幹部になってからは全くと言っていいほど戦う事が少ない。


「はぁ...魔王様が相手してくれないかなぁ」


僕より強いのは、数人ほどいるけど中でも魔王様は1番強い。


「はぁ....でも魔王様忙しそうだし無理だよなぁ」


「あら、レニス午後から幹部会議だけど何をしているのかしら?」


そう声をかけてきたのは、幹部仲間であるゾエキアだ。


「ん?何って、薬草採取だけど?」


「あんた...まぁいいわ、ほら早く行くわよ!」


「えっ!ちょっと!まだ終わってな〜い!」


「いいから、今回の会議はあんた向けのものだよ!」


「え!やっと戦えるの⁉︎」


「何で戦いの事だけは目を輝かせてるのよ....」


「そんな事は兎も角!行くよ!」


----------会議室




「さて、そろそろ私達はあの忌々しいニンゲンどもを殲滅しなければいけないと思う」


そう言ったのは黒いツノを頭から生やし頑丈な体を持つ男---ニール

年若く、ここの大陸でもモテるのだが彼の趣味を知ったら中々女は寄り付かなくなってしまう残念な男なのだ。


「そうかしら?私はまだ力を蓄えようと必死になっているのを見ていたいわ。」


と言ったのは、さっき会ったゾエキアだ。


ゾエキアも若いのだが魔法関係の事にしか興味はなく、男が寄ってきても興味を持たなかったらすぐに殺してしまうアブノーマルな為寄り付かないのだ。


まぁ、仕事はきちんとする為プライベート以外は話しやすい事もある。


「僕は戦えるんだったら誰でもいいよぉ〜」

と言ったのは、僕レニスである。


ここにいるのは幹部なのだが他の幹部クラスは所用でいない。


「うーむ、魔王様がここにいれば決断は早いのだが...」


「仕方ないよ〜魔王様は今1番忙しいんだもん」


「まぁ今ない事を話しても仕方ないわ、それよりもさっさと決めましょう」


「そうだな、今回は見物にしようか」


「ええ!僕戦いたい!」


「そうだなぁ、じゃあカーテでも使おうか」


「カーテって何?」


「カーテはそれを使ったところから最も近いドラゴンを呼び出す道具だ...それぐらい学園で習っただろう」


「あの学校、魔族のくせに強い奴いなくて退屈だったんだもん...それで何でカーテ使うの?」


「お前は別に殺戮好きじゃなくて強い奴と戦いたいんだろ?だったらそのドラゴンを倒したやつと相手すればいい。倒せなかったら...まぁお前がドラゴンを倒せばいい」


「ああ!なるほど!それはいい考えだねニール!」


「それじゃあ、部下にカーテを使わすにいい奴を選ばすからそれまで待て」


「ええ〜!僕が使っちゃダメなの?」


「ああ、ニンゲンどもが最近厄介な結界を作ったからな、どうも俺ら魔族が入るとギルドとか騎士団とかに情報が入るらしい...だったら変装が得意な俺の部下にカゼド大陸に入ってもらって現地のニンゲンに使わせる」


「別にニールの部下にカーテを使わせてもいいんじゃない?」


「はぁ、さっきも言っただろカーテは使ったところから中心としてドラゴンが来るって...だからニンゲンどもにはカーテを使ったらゴブリンを使役させる事ができる....という事でも言わせておけばカーテは難なくニンゲンに渡るし、俺の部下に渡した奴を見張らせて、部下が召喚魔法でゴブリンを出させたら何の問題もない...って!聞いているのかレニス⁉︎」


「んにゃ?....じゃあカーテをニンゲンに使わせればいいんだね!」


「絶対寝てたな...まぁいい、そういう事になる」


「じゃあ早速君の部下にカゼド大陸に行く様に指示してよ」


「ああ、最近面白い事も無いしな!見物にはもってこいだろ!」


「そう言えば私たちが入れないんならどうやって見るのかしら?」

と言ったのは、さっきから何も言ってないゾエキア。


「部下に水晶を持たせるからそれでみる」


「そう、それもいいけど私たちだけで勝手に決めてもいいのかしら?」


「別にバレなきゃ良いんだよ」


「はぁ、レニスあんたって子は...まぁいいわ私も暇だしそれに乗ろうかしら」


「よっし!じゃあ早速取り掛かっちゃって!」


「ゴビ!」


「はっ!」


「さっきの話し聞いてたな、そういうわけだからお前行ってこい」


「畏まりました」



----------数日後(会議室)


シュウたちが戦い終わった後



「まさか、あんなちっこいのが倒すとはな」


「そうね、殺すのには少し勿体無いかもしれないわね」

「えー!ちっこくても強いからいいじゃんヤろーよ...ん?」


一瞬水晶が光った気がしたんだけど...


あれ?僕何してたんだっけ?何かとても面白そうな事を思いついていた気がするんだけど...


「ん?何故俺はここにいるんだ?」



「そう言えば私も...」


皆、何でここに居るか僕と同じように分かってないんだ...まぁいいか


「取り敢えず、僕は薬草採取に行ってくるねー」


「そうね、私もまだ読んでない魔道書でも読むとしましょうか」


「そうだな、そう言えばゴビはどこ行ったんだ?珍しいなあいつが居ないなんて少し用事があるのに」


皆もやる事はあるみたいだ。さっさと僕も薬草採取に行こう〜っと










この話を簡単に言うと、シュウたちがドラゴン化したエリーと戦う羽目になったのはこの人たちのせい、というわけです



分かりづらかったら申し訳ありませんm(_ _)m



あと、次の更新少し遅れます。

大体2週間後ですかね?


1月13日改訂しました。

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これからも 「創造魔法はチート魔法でした!(仮)」を よろしくお願いしますm(_ _)m
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