召喚
12話
.....取り敢えず、突破口を考えてみるか....
一時間後...
「これなら!」
俺が考えたのはと、『言語共有化』だ。
『言語共有化』とは、そのままの意味で、英語では言えない魔法等があった場合、日本語で言ったとしても、英語で認識されるという魔法だ。もちろん異世界の言葉にも通じる。
普通なら魔法を考えても、使えないが!ここからやっとの創造魔法だ。
創造魔法とは、本来新しい魔法を作るものであり神の使いが、この世界にやってきて魔法を作ってあげたそうだ。現に今存在している、ファイアボールや、サモンもその時に作られたものである....ってサラ先生が言ってた気がする。
まぁそこは置いといて....よかった〜召喚魔法にしか見えなかったもんな創造魔法って
やっと、創造魔法っぽくなる
因みに、召喚魔法だけ英語でしか反応しない。
じゃあこの世界では召喚魔法は無いんじゃないかと言われればそうではない。
さっきも言ったが、随分と前から召喚魔法はあるらしいし、サラ先生の授業を受けた時に聞いたが、ある時突然聞こえて、自然と理解するらしい。
まぁ、そこは置いといて次は創造魔法の実践だ...いや、さっきから試してはいたんだけどね?
「創造魔法、『言語共有化』」
体には、何の変化も感じない。言うならば、少し怠さがあるぐらいだ。
「取り敢えず、ステータスでも見てみるか...『ステータス』」
◆ステータス◆
〈名前〉シュウ
〈Lv〉2 〈職業〉無し
〈性別〉男
〈種族〉人種
〈HP〉97/97
〈MP〉2060/2500
〈ATK〉40
〈DEF〉35
〈AGI〉42
〈HIT〉60
〈INT〉72
〈武器〉無し
〈魔法系統〉闇
〈スキル〉剣術Lv 1 (48/50)
〈魔法〉創造魔法Lv-- ステータス可視化Lv-- 探知系魔法無効化(off)Lv-- 言語共有化Lv--
今度は、魔力は400も減っている。
道理で、怠さがある訳だ。
「いよっしゃ!これで、召喚が可能な筈だ!」
召喚できる可能性があるので、もう一回召喚する人をイメージする。要点をまとめると
・性別は、女
・種族はケット・シー
・歳は、同い年か、それに近い年齢
・隠密系に将来有望なのがいい
・性格は、出来れば裏切らないで俺に忠誠を誓ってくれる人
「よっし!こんなものかな」
大体のイメージが出来た俺は、召喚する。
「『言語共有化』」
まずは、『言語共有化』をかける。次に
「サモン!俺がイメージする者!」
パァァァァ!
俺の目の前に現れた魔法陣は、不規則に不規則に明るさが変化している。
そう、まるで心臓が跳ねているかのように....
「.....!ぐわぁぁぁ!」
何だこれ!魔力が物凄いスピードで持っていかれる!
「ス、ステータス!」
◆ステータス◆
〈MP〉560/2500
やばい!早く召喚されてくれ!
そう思った数秒後、何とか召喚が終了した。現に今、魔法陣があった場所に人が 2人いるのだから
不定期になるくせに短過ぎてすみません




