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引越し

2を書くつもりなので続きはまた書いたときそちらでお読みください!

「すまないね、あたしたちまで匿ってもらっちゃって。」

「全然かまわないよ。それとそろそろ引っ越し考えてるんだけど手伝ってもらっていいかい?警察にも知られて少々困ってるんだよね、正直なところ。」

「私たちにできることなら何でもするよ!」

華菊と輝夜の会話である。途中でナイリスが入ってきたものの引越しは決まったらしい。


「というわけでこれから自分の身の回りの物を片付けて・・・って6人はないのか・・・とりあえず引越しの用意を始めるから。夜には出るからそのつもりで。場所はもう決めてるから問題ない。ということではじめ!」

輝夜の言葉を合図にそれぞれの行動をやり始める。輝夜も荷物の整頓を始める。中には、いらないものもあるのだが捨てるとばれる可能性があるのでやめておく。

それから小一時間後。


「大体終わったね。それで問題なんだが・・・外にあいつら来てるんだよね。」

「「「「「「「「はあ!?」」」」」」」」

外を薄っすらとのぞくと、確かにいるのが見て取れた。ただしいつもよりも数が少ないところを見ると別の用ということも考えられるが、職業柄手を抜くことは許されない。

「よし、静かにしていよう。そのうち帰るから。」

とその時は言ったのだが。


「・・・中々帰りませんねえ。もう夕方でかれこれ6時間はたってます。」

「しぶといけど、どうするんだい?」

「そうだねえ・・・妖怪たちはいるかい?」

「残念ですが全員そうです。」

「・・・」

そこまで待つ意味がわからないと頭を抱える全員だが、結局最後まで待ちきり、見事脱出に成功した。

それからは森の深くにその家があるということでそこに向かった。途中で話したことなのだが、引越しというより同居状態になるらしい。そこには若い女の妖怪がすんでいて、輝夜の友達らしい。一人だと寂しいと言われたので引越しのことを考え始めたそうだ。


「って、大きい屋敷ですね~。」

忍び影が屋敷を見ながらつぶやく。すると中から一人の女性が出てきた。

「いらっしゃい。」

「こいつはもともとがよくわからないような能力を持っててね。まあ名前はシャイアだから適当にあしらってもらえばいいよ。」

「ひどいわあ。クスクス。」

わいわいと騒ぐ二人に、だんだんと緊張感の解けてきたほかのメンバー。シャイアの明るさも甲をなし、なんとも楽しいことになった。片付けのときまでナイリスとメイシスが遊んでいたのだから、みんなが自然と笑顔になっていた。

輝夜たちのように新しく、笑顔あふれるよいお年をお迎えください!

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