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賑やかな輝夜邸

「……うん、ルレス。いつから起きてたの?」

朝食を作ろうと7時頃に四階から降りてきた輝夜。その前にルレスが起きていて、朝食を作ってくれていた。

「?5時頃ですよ。迷惑をかけてはいけないと思いまして。それに鬼の方々もたくさん食べるようですからね。あ、お二人も降りてきたんですね。あの四人起こしてきて下さい。スナイパーさんはお手伝いお願いします。一人では手がまわらなくて……」

降りてきた二人にもてきぱきと指示を出し、その判断の速さに少々驚きながらも行動をし始めた輝夜たちだった。


(忍び影視点に変わります)

とりあえずこの鬼二人を起こしに来たものの。どう起こせばいいかな、と悩んだあげく結局普通に起こすことにした忍び影。ところが。

「え!?ちょい待ってください!!」

見事に首を固められた。結局そのまま5分がたち死にそうになったところを手伝いが終わったとかで今度はこちらを手伝いに来たスナイパーによって救出され、起こしかたを聞いてみると、

「いい考えがある。」

と言って銃を手に鬼たちに近寄る。そして、その銃口を窓に向けて、打ちまくった。

「わ!?」

「ほらな、起きた。」

「乱暴ですね……」

てなことでやっと起きた。


(輝夜に戻ります)

コンコン、とドアをノックしてみると、意外と返事があった。入るよ、といって入ると、輝夜の持っていた服を着た姉妹。

「似合ってるね。ルレスがごはんができたってお呼びだよ。」

「はーい!」

と二人でリビングに向かった。


(食事風景は省かせていただきます。)

「うー、なんか楽しいことないかなー」

ゴロゴロしている姉妹。

「そういえば名前は?」

「私はナイリスだよ!」

黄色い髪の女の子が元気よく答える。

「私はメイシス。」

ちょっと起き上がって答える紫の髪の女の子。

「あたしは蓮義。」

二本の角の鬼がほおづえをついたまま答えた。

「あたしは華菊。」

一本角の鬼が紹介し終えると同時にチャイムが鳴った。輝夜が出る。

「……こいつの性格を矯正してくれないか。」

蛇妖怪が狐妖怪を引きずって来ていた。その他の妖怪は見当たらない。

「別にいいよ、引き渡すときにどれだけボロボロにしても構わないんであれば。」

「頼む。」


「てなわけでさんざんやっていいよ!目隠ししてるから問題ないよ!」

輝夜が空部屋に四人と狐妖怪を引きずってきた。輝夜の許しが出たので喜んでいる。

「じゃあ三時間後取りにくるねー」


三時間後。


「おおいいねいいね」

棒読みになるくらいものすごかった。壁にものすごく大きな穴が開き、真ん中にボロボロになって倒れている狐妖怪。まあ最後まで適当に扱われて、外にも放り出された。この後、迎えに来た蛇妖怪はかなり羨ましく感じたらしい。

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