はじめに
なろうのファンタジー小説では、みなさんごそんじの通りテンプレ展開が存在します。トラックに轢かれて転生するとか。VRMMOがデスゲームとか。神様がお詫びにチート能力をくれるとか。何かしらないけど女の人が寄ってくるとか。
私はこれらテンプレのことを悪く思っていたりということはありません。この世にある作品は必ずどこかでかぶるところがあるはずですから。人間が何世紀にもわたって受け継いできたものですから、それもしょうがないかもしれません。
まあ、さすがにテンプレが使われ過ぎて、どの作品も似たり寄ったりで最近は飽きてきたりしていますが。
前置きはこれくらいにして本題に入りましょう。
ファンタジー世界に転生したりトリップしたりという話では、高確率で主人公は戦闘を本職とします。もらうチート能力も戦闘用が多いですし。そんななかで主人公は、必ずある組織に所属することとなります。
……タイトルを見れば分かると思いますが、みんなおなじみ冒険者ギルドです。
まずギルドって何よ。モンスターと戦う某大人気ゲームで出てきたり、オンラインゲームでのプレイヤー組織のことだったり。社会の授業で習ったヨーロッパの組織だったり。
このように様々な情報によって、自然と自分の中でギルドについての先入観が生まれていました。
「なろうでよく見るファンタジー世界のギルドは実際どんなものなんだ?」
このような疑問を抱き、自分の中で考察してみることにしました。これは、私が得た実際のギルドについての情報から、ファンタジー世界においてのギルドにおいて考察したものです。
私と同じく、これから小説を書いてみようかな。と思った方や、ギルドについて深く考えたことがないという方の参考になれるような考察をしていきたいです。
その考察の中で、明らかな矛盾や別の意見も生まれると思います。内容に違和感を感じた場合でも、書きなぐった文章を投稿するために書き換えただけなので、内容をすっきり変えることは出来ません。あくまで、一人の勝手な考えであることを前提にご覧ください。
最初は、商人ギルドについてです。