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おまけ  もふもふ帝国犬国紀種族別設定等




もふもふ帝国犬国紀種族別設定等




 以下は私が物語を書くに当たって大体の目安として考えた設定です。

 大雑把なものですが、主役側にも敵側にも不条理な肩入れし過ぎないように大体 これくらいの能力を意識して文章を書いていましたというおまけ的なものです。RTSは好物。

 最後まで読んで頂いた方のイメージとは合っていますかね?


 やっつけなので少し読みづらいと思います。

 意味不明なところは脳内補完で! 意見などあれば反映します。たぶん。





能力例



統率…………軍を率いたときの強さ。死の森の種族を基準に。十段階評価。

近接…………近接戦闘の強さ。

間接…………遠距離戦闘の強さ。

魔力…………魔法能力。

知力…………参謀としての能力、頭の回転の速さ。

生産…………内政能力、物を作り出す能力。

成長力………種族の基本能力からどれだけ成長できるか。個別差は大きい。ユニークの能力は作中での成長後。

種族スキル…種族特有のスキル

個人スキル…個人として取得しているスキル。最大S~Eまで

コスト………コストが低いほど数を集めやすい。基本的に寿命が長い種族ほどコストは高い。

所持品………特別なアイテム




■コボルト族


 二足歩行する三頭身の愛玩犬。本人達曰く『狼人』しかし、どうみても小型犬。

 住んでいる場所で毛並みが大きく異なっており、全種コンプリートを目指す皇妃に収集されている。

 非常に臆病で単体戦闘力では魔王領全土の中でも下から数えて一、二を争うほどの弱さだが、連携が得意で集団戦に長じるという特徴がある。また、非常に手先が器用でコボルト族の戦士はその殆どが弓兵。概ね生真面目な性質であるため、生産者、文官としては短命種の中ではかなり優秀。平均寿命は20歳。リーダーは+10、ハイコボルトは+20。



●コボルト(戦士・一般)

 コボルト族の勇敢な戦士。でもやっぱり臆病。毛並みは一色。

 この能力は一般戦士のもので、幹部クラスは相応に強化されている。


統率…………4

近接…………1

間接…………3

魔力…………0

知力…………3

生産…………5

成長力………4

種族スキル…遠吠え

コスト………3




●コボルト(文官・一般)

 コボルト族の一般政務官。生真面目に働いている。

 軍部とは違い、クレリアには兵站構築以外の内政的な知識は殆ど無いためそのやり方は手探りで、ある意味戦士達より過酷な戦いを続けている。


統率…………3

近接…………0

間接…………2

魔力…………0

知力…………4

生産…………6

成長力………4

種族スキル…遠吠え

コスト………3




●コボルトリーダー

 コボルト族の中位種。二色の毛並みが特徴。

 一般的なコボルトよりも優秀。精霊魔法を扱うことができる。


統率…………5

近接…………1

間接…………4

魔力…………2

知力…………4

生産…………6

成長力………5

種族スキル…遠吠え、精霊魔法(土)、軍学(D)

コスト………5




●ハイコボルト

 コボルト族の上位種。犬耳と尻尾が付いた少年、少女の外見を持つ。

 大人になっても容姿は変わらない。

 ハイコボルトはコボルト族を纏める役割を担っていたが、もふもふ帝国建国前には全滅。子どもしか生き残っていないため、その役割は失われている。


統率…………7

近接…………3

間接…………6

魔力…………4

知力…………5

生産…………7

成長力………6

種族スキル…遠吠え、精霊魔法(土)、軍学(D)

コスト………7




■コボルト族ユニークユニット


●シバ・フォーンベルグ(ハイコボルト/魔王)

 もふもふ帝国皇帝。コボルト族の魔王候補。

 罠に掛けられて捕らえられたが、クレリア乱入の隙を突いた親友であるブルーの手によりパイルパーチから脱出。その最中にクレリア・フォーンベルグと運命の出会いを果たす。

 絶望的な戦力差の中でも諦めずに戦い抜き、多くの犠牲を伴いながらもオーク族を打ち破った。


統率…………7

近接…………5

間接…………7

魔力…………6

知力…………7

生産…………7

成長力………8

種族スキル…遠吠え、精霊魔法(土)

個人スキル…※1魔王の欠片、精霊の祝福(土)、剣聖流(C)、軍学(C)

所持品………※2わんころ丸(ミスリル製片手剣)


※1 魔王の欠片、眷属は部下が多ければ多いほど能力が上がる。

※2 元々は別の名前があるが持ち主のクレリアが忘れたため、持ち主に相応しいものをとクレリアが命名。




●クレリア・フォーンベルグ(ハイコボルト/眷属)

 リグルア帝国の元騎士。傭兵出身。

 周辺国から『氷の女神』と恐れらるほどの美貌と実力を持つが、公爵からの求婚を断ったことから冤罪を被せられ、魔物の領域である死の森に逃げ込む。

その際にオーク族の占領下にあったパイルパーチに紛れ込んでしまい、数十名近くのオーク、ゴブリンを道連れに瀕死の重傷を負ったが、シバと出会ったことにより命を長らえる。

 病的な可愛いもの好きだが、その一点を除けば合理的かつ冷徹な軍人。

 命の恩人であるコボルト族のために全身全霊を尽くす。


統率…………9

近接…………8

間接…………7

魔力…………2

知力…………7

生産…………2

成長力………8

種族スキル…遠吠え

個人スキル…眷属、剣術(A)、軍学(A)、兵站学(B)、騎乗(B)

所持品………ミスリル製両手剣、ミスリル製のフルプレート(巨竜ガルブンに売却)




●シルキー(コボルトリーダー/参謀)

 コボルト族には珍しい怠け者のコボルト。器用に上手く手を抜くところをクレリアに認められ、強引に軍属に転属させられた。

 目的のためには手段を選ばない性格で、敵だけでなく味方からも恐れられている。

 もふもふ帝国軍副総参謀長で主に長期的な戦略を担う参謀。茶色と黒の模様が混ざったふさふさ。


統率…………6

近接…………2

間接…………5

魔力…………2

知力…………9

生産…………6

成長力………7

種族スキル…遠吠え、精霊魔法(土)

個人スキル…軍学(B)、兵站学(B)、謀略(A)




●ハウンド(コボルト/参謀)

 もふもふ帝国軍総参謀長。元々は優秀な政務官であったが、片思いの幼馴染みから「戦争にも出ない軟弱者とは付き合えない」と告げられ、軍属となる。

 コボルトの中でも生真面目な性格で融通が利かないところがあったが、タマの副官を務めたことで才能が開花し、タマ亡き後のもふもふ帝国軍を支える柱となった。

 参謀としてだけではなく指揮官としても優秀で、オーク族からは茶色の毛並みに因んで「樹木の亡霊」と呼ばれている。


統率…………9

近接…………0

間接…………1

魔力…………0

知力…………10

生産…………8

成長力………9

種族スキル…遠吠え

個人スキル…軍学(S)、兵站学(A)、沈着

所持品………戦術書(自著)




●グレー(コボルト/将軍)

 オーク族に故郷を追われた難民出身。

 元々は復讐のために一兵卒として軍に身を投じたが、初陣のウィペット要塞において『剣聖』キジハタとグレーを遙かに超える復讐者である『狂犬』マルと出会い、生き方を考えるようになる。

 その後も厳しい戦いを全て生き延びて成長し、第二次オッターハウンド戦役においてはオーク族の長老であるアルトリートを討ち取った。戦後キジハタの推薦により大元帥となる。

 コボルト族には珍しい、近接戦闘もこなせるバランス型の指揮官。


統率…………8

近接…………4

間接…………7

魔力…………0

知力…………6

生産…………6

成長力………9

種族スキル…遠吠え

個人スキル…剣聖流(C)、軍学(B)、騎乗(C)




●『隠密』ヨーク(コボルト/密偵)

 情報を重視するクレリアが創設した諜報部隊の長。黒い毛並み。

 初めて命令されてのことであったが、次第に密偵の仕事が天職であると考えるようになる。

 部下の育成にも力を注ぎ、多くの部下を有効に用いてもふもふ帝国の作戦を陰から支えた。

 密偵としての能力は芸術品で、本気で隠れれば魔王候補でも見つけられないほど。


統率…………5

近接…………4

間接…………6

魔力…………0

知力…………7

生産…………3

成長力………6

種族スキル…遠吠え

個人スキル…諜報(A)、追跡、探索、偽装

所持品………迷彩服




●バセット(コボルトリーダー/参謀)

 シバの元婚約者。非常に優秀なコボルトで、中位種のコボルトリーダーでありながら、シバと族長の座を争っていた。

 コボルト族の絶滅を防ぐためにオーク族への降伏を勧めるが、シバに受け入れられず、やむなくハイコボルト共々謀殺を企てる。

 しかし、犠牲を減らしたい彼女の想いは叶うことは無く、生き延びたシバはオーク族を相手に凄惨な戦争を続ける結果となった。

 その戦争の最中にハイオーク、コンラートと出会い、彼に付き従うようになる。


統率…………7

近接…………3

間接…………7

魔力…………4

知力…………9

生産…………8

成長力………7

種族スキル…遠吠え、精霊魔法(土)

個人スキル…軍学(C)、謀略(B)、兵站学(A)、沈着




■ゴブリン族


 死の森で最も数が多い種族。ゴツゴツした暗褐色の肌、痩身の小鬼。

 生存環境の厳しさの差もあり、人間世界のゴブリンよりは強力だが、個体の能力はそれほど高くない。

 集団行動は得意。近接戦闘向きで死の森の戦士の主力。

 一般的なゴブリンの寿命は25年程度。




●ゴブリン(戦士・一般)

 ゴブリン族の一般戦士。コボルト族、オーク族ともに数が最も多い。

 普段より集団で狩りを行うため、統率は割と高め。

 オーク族の戦士よりももふもふ帝国の戦士の方が能力はキジハタがいるため


統率…………3

近接…………3

間接…………0

魔力…………0

知力…………2

生産…………1

成長力………3

種族スキル…無し(もふもふ帝国軍の戦士は剣聖流(D))

コスト………1




●ゴブリン(文官・一般)

 割合は高くないが数の多い仲間達の兵站を支えるため、一定数存在している。

 知力、生産力共に高くないが中には一つの生産物に特化して成長している変わり種も。


統率…………3

近接…………3

間接…………0

魔力…………0

知力…………3

生産…………2

成長力………3

種族スキル…無し

コスト………2




●ゴブリンリーダー

 ゴブリン族の中位種。ゴブリンより体格が良く、一般のオークが相手であれば互角の戦いができる。複数のゴブリンを率いる立場であるために統率も高い。


統率…………4

近接…………4

間接…………0

魔力…………0

知力…………3

生産…………2

成長力………4

種族スキル…無し(もふもふ帝国軍の戦士は剣聖流(C))

コスト………3




●ハイゴブリン

 ゴブリンの上位種。褐色の肌の人に近い容姿を持つ。

 ゴブリン族はハイゴブリンを頂点にしたコミュニティを形成しており、殆どのものが集落の長となっている。

 平均的に能力は高く、魔法を使うことも可能。


統率…………6

近接…………6

間接…………3

魔力…………3

知力…………5

生産…………4

成長力………5

種族スキル…精霊魔法(風)、軍学(D)

コスト………5




■ゴブリン族ユニークユニット


●『剣聖』キジハタ(ゴブリン/剣士)

 幼い頃にリグルア帝国の剣士、『神剣』ハーディング・アルドメイヤーの剣に魅入られ、その教えを忠実に守り続けた変わり者のゴブリン。師であるアルドメイヤーからは唯一の正式な弟子と認められている。

 非力なゴブリンでありながら、執念にも似た努力で剣を練り上げた生粋の剣士。

 もふもふ帝国におけるゴブリン族の象徴とも言える存在であり、彼の剣は種族分け隔て無く伝えられている。


統率…………7

近接…………10

間接…………0

魔力…………0

知力…………5

生産…………1

成長力………7

種族スキル…無し

個人スキル…剣聖流(S)、軍学(C)、沈着

所持品………無名業物




●カナフグ(ゴブリン/剣士)

 キジハタの一番弟子であり、彼の陰を担う。口数が少なく、自分を主張することは殆ど無いが、その実力は一流。

 クレリアにも信頼されており、地味だが重要な役割を任されている。


統率…………6

近接…………8

間接…………0

魔力…………0

知力…………4

生産…………1

成長力………6

種族スキル…無し

個人スキル…剣聖流(A)、軍学(C)、沈着




●チャガラ(ゴブリンリーダー/将軍)

 戦争を好み、戦争をするためにオーク族に味方したゴブリンリーダー。

 優秀な軍司令官でコンラートに仕え、その軍の強化に力を注いだ。戦後はコンラートの下を離れ、『狂った兎』に仕える。

 そこで彼は自らが生まれた意味を知る……。


統率…………8

近接…………6

間接…………4

魔力…………0

知力…………6

生産…………0

成長力………7

種族スキル…無し

個人スキル…軍学(A)、剛胆




●ガリバルディ(ハイゴブリン/将軍)

 ゴブリン族の族長であり、魔王候補。

 フォルクマールの奇襲に敗北し、臣従する。野心家で傲慢ではあるが族長・指揮官としては有能。しかし、その力を発揮することなく生を終えた。


統率…………8

近接…………6

間接…………5

魔力…………7

知力…………8

生産…………0

成長力………6

種族スキル…精霊魔法(風)

個人スキル…謀略(B)、軍学(C)、扇動




■ケットシー族


 二足歩行する三頭身の猫。

 コボルト族からは『虎人』と思われているが、本人達の認識も猫人である。コボルトとは違って集団行動は得意では無く、個性が強い。その分単体としての能力はコボルトを上回っている。寿命は25年程度。

 近接、間接共に優秀だが種族的にはゲリラ戦、密偵向き。




●ケットシー(戦士・一般)

 ケットシー族の戦士。もふもふ帝国側にしかおらず、殆どが諜報員として動いている。

 戦争中は主にクーンの北部でのゲリラ戦で活躍。


統率…………3

近接…………3

間接…………4

魔力…………1

知力…………4

生産…………3

成長力………4

種族スキル…偽装

コスト………4




●ケットシー(文官・一般)

 ケットシー族の文官。他者を使うことは苦手だが、手先は器用で様々な物を作ったり、音楽を奏でて戦士や住民を慰労したりして働いている。


統率…………3

近接…………2

間接…………3

魔力…………1

知力…………4

生産…………4

成長力………4

種族スキル…偽装

コスト………4




●ケットシーリーダー

 ケットシー族の中位種。外見に大きな差は無いが、派手な模様の猫が多い。

 全体的に能力は高い。音を鳴らす幻音の魔法を使うことが出来る。


統率…………4

近接…………4

間接…………5

魔力…………3

知力…………5

生産…………5

成長力………5

種族スキル…幻音、偽装、軍学(E)、諜報(E)

コスト………6




●ハイケットシー

 ケットシー族の上位種。族長として纏まりの少ない同族をなんとか率いている。

 ハイオークにひけを取らない能力を持つがやはり集団戦は苦手。

 猫耳尻尾の人型。コボルト同様大人でも少年、少女の容姿。


統率…………5

近接…………6

間接…………7

魔力…………5

知力…………6

生産…………6

成長力………6

種族スキル…幻音、偽装、軍学(D)、諜報(D)

コスト………8




■ケットシー族ユニークユニット


●ブルー(ハイケットシー/密偵)

 ケットシー族の魔王候補。シバとは魔王が死ぬ前からの親友。

 バセットのことも信用していたが、彼女の裏切りに寸前で気付き、クレリアが乱入して混乱の中にあったパイルパーチからシバを救出した。

 魔王候補の立場が己には向いていないことに気付いており、その能力をシバに託す。

 以後はもふもふ帝国の諜報担当、軍司令官として活躍。


統率…………7

近接…………8

間接…………7

魔力…………7

知力…………6

生産…………5

成長力………9

種族スキル…幻音、偽装

個人スキル…細剣術(B)、軍学(C)、演奏(B)、諜報(B)

所持品………変装道具




●クーン(ケットシーリーダー/将軍)

 ブルーの部下で他の幹部と共にクレリアから軍学を学ぶ。

 北東部攻略戦にはキジハタの指揮下で働き、その後は北部を治めるハイオーク、グレーティアを相手に一年以上もの間、ゲリラ戦を繰り広げた。

 遠近両方をこなすバランス型の指揮官。


統率…………7

近接…………4

間接…………4

魔力…………4

知力…………6

生産…………4

成長力………6

種族スキル…幻音、偽装

個人スキル…軍学(B)、兵站学(C)、諜報(C)




●トラ(ハイケットシー/密偵)

 族長選定の際にブルーとその座を争ったライバルの青年。

 タマの死後、オーク族の最後の決戦を前に戦力を集め始めたブルーに協力する。

 ブルーの事は嫌っていたがケットシー族の族長としては認めており、彼の身代わりとなってアルトリートに特攻、戦死した。


統率…………6

近接…………7

間接…………6

魔力…………5

知力…………6

生産…………6

成長力………6

種族スキル…幻音、偽装

個人スキル…細剣術(B)、演奏(A)




■オーク族

 二足歩行する猪の獣人。死の森の中心種族の中で最も体が大きく、戦士を尊んでいるために武術にも長けている。一方で何かを作り出すことは苦手。性質は陽気で豪放。

 元来は集団行動を苦手としており、ゴブリンほど力を持つ種族では無かったが、長老であるアルトリートが死の森のオーク族をまとめ上げ、死の森に一大勢力を築きあげていた。人間世界のオークは豚のように贅肉が付いた姿だが、死の森のオークは野性味溢れたきれいな毛並みを持つ無駄の一切無い筋肉の塊である。寿命は30年程度。




●オーク(戦士・一般)

 オーク族の一般戦士。ゴブリンを率いている事が多い。

 集団戦闘をそれなりにこなし、単体としても強力。


統率…………3

近接…………5

間接…………0

魔力…………0

知力…………2

生産…………1

成長力………4

種族スキル…勇猛

コスト………4




●オーク(文官・一般)

 もふもふ帝国に降った者のみ存在。

 戦士を尊ぶオーク族では蔑まれている……が、変わり者はどの種族にもいるものである。


統率…………3

近接…………4

間接…………0

魔力…………0

知力…………3

生産…………2

成長力………4

種族スキル…剛力

コスト………4




●オークリーダー

 オーク族の中位種。元々巨体のオークだが、更に一回り大きい。

 ハイオーク、ベルンハルトの弟子となることを義務付けられており、全ての個体が武術のスキルを所持している。


統率…………5

近接…………6

間接…………0

魔力…………0

知力…………3

生産…………0

成長力………5

種族スキル…勇猛、オーク戦闘術(C)、軍学(E)

コスト………6




●ハイオーク

 オーク族の上位種。猪の耳を持った人型の魔物。単純な腕力ではオークリーダーと同程度だが、しなやかな身体を持っており、身軽さも兼ね備えている。

 死の森の主要種族の中では最強の存在であり、恐れられている。


統率…………7

近接…………8

間接…………0

魔力…………0

知力…………4

生産…………0

成長力………6

種族スキル…勇猛、オーク戦闘術(B)、軍学(D)

コスト………8




■オーク族ユニークユニット


●フォルクマール(ハイオーク/魔王)

 オーク族の魔王候補。少年期に起こした事件から軟弱な者とのレッテルが貼られており、魔王候補選定時点で彼を認めていたのは武術の師、ベルンハルトと長老、アルトリートのみであった。

 実際には冷徹で、知謀に優れ、決断力も兼ね備えた男であり、事実として死の森で最も数の多いゴブリン族の長、ガリバルディに力を発揮される前に敗北に追い込んでいる……が、あまりにも楽に勝ちすぎたため、同族から評価されることはなかった。

 戦争の果てに最終的にはクレリアすら一騎打ちで打ち破ったにも関わらず、味方の裏切りで命を落とす。

 敵には最大の評価をされ、同族には理解される事が無い。彼の最大の不幸はオークに生まれたことだったのかもしれない。



 ifで翻訳装置眷属グレーティアみたいな話も考えたけどお蔵入り。


統率…………8

近接…………8

間接…………5

魔力…………6

知力…………10

生産…………5

成長力………9

種族スキル…無し

個人スキル…魔王の欠片、オーク戦闘術(A)、軍学(B)、兵站学(B)、咆吼(無属性魔法)、沈着、剛胆




●コンラート(ハイオーク/将軍→魔王)

 死の森東部方面司令官。少年時代にオーク族の儀式の在り方でフォルクマールと意見を異にしたことがあり、フォルクマールの真の実力を知るまでは彼に対して隔意を抱いていた。

 有能ではあるが強敵との戦いを好むところがあり、それが結果的にもふもふ帝国を生む結果となる。

 もふもふ帝国に敗北した後は部下をまとめ上げ、再度の戦いを挑むために暗躍。 フォルクマールを暗殺し、戦争に挑んだ。


 非常にオーク族らしい男で、オーク族の若手の中では最も声望を集めていた。


統率…………9

近接…………9

間接…………0

魔力…………4

知力…………7

生産…………0

成長力………9

種族スキル…勇猛

個人スキル…魔王の欠片、オーク戦闘術(A)、軍学(B)、兵站学(C)、剛胆



●バセット(ハイオーク/眷属)

 コンラートの眷属となったバセットの能力。

 コボルトの能力からハイオークに準じた能力に変化している。


統率…………8

近接…………6

間接…………6

魔力…………5

知力…………9

生産…………7

成長力………7

種族スキル…遠吠え

個人スキル…眷属、軍学(C)、謀略(B)、兵站学(A)、沈着




●カロリーネ(ハイオーク/将軍)

 死の森北東部司令官。女性のハイオーク。他のハイオーク達と同じように戦いを好むが思考は柔軟で寛容なため、他種族からも人望があった。

 フォルクマールからの眷属化の要請を拒否して最前線に赴任。キジハタ率いる北東部攻略軍に敗北し、タマとの一騎打ちの末に降伏。その後はもふもふ帝国軍に参加した。

 タマとの間に一子を生んだ後、無理を押して第二次オッターハウンド戦役に参戦。グレーティアとの戦いで重傷を負い、それが元となって数年後に病死。


統率…………7

近接…………8

間接…………0

魔力…………0

知力…………5

生産…………0

成長力………6

種族スキル…勇猛

個人スキル…オーク戦闘術(B)、軍学(D)




●グレーティア(ハイオーク/領主)

 死の森北部の司令官。コンラートの妹。ハイオークとしては小柄であるが直感に優れており、素早い二刀流の剣技を持つ。

 幼い頃にフォルクマールに救われ、彼が実力を隠している事実を知る数少ない者の一人。魔王候補の選定後は他のハイオーク達がただただ力による支配を行うのとは異なり、フォルクマールの役に立つために死の森北部の安定に腐心している。

第二次オッターハウンド戦役において実の兄がフォルクマールを殺害したという事実に耐えられず、精神が崩壊。

 戦後は首都、グラインエルド近郊で彼女を慕うコボルトに護られて静養していたが、タマとカロリーネの息子、ルードヴィッヒと出会うことで彼女の時は少しずつ動き始める。


統率…………7

近接…………7

間接…………4

魔力…………0

知力…………7

生産…………4

成長力………8

種族スキル…勇猛

個人スキル…オーク戦闘術(B)、軍学(C)、兵站学(D)、直感




●アルトリート(ハイオーク/領主)

 オーク族の長老で、死の森におけるオーク族優勢の土台を作ったハイオーク。

若き日より精力的に元はバラバラだったオーク族を纏めており、ガリバルディの奇襲に成功したのも彼の功績が大きい。

 フォルクマールの実力を認めており彼の右腕として力を貸していたが、血の気の多い若者を抑えきるには至らなかった。

 老いているがオーク族の中でも他に並ぶ者が殆どいないほどの武人。


統率…………9

近接…………8

間接…………5

魔力…………0

知力…………7

生産…………2

成長力………3

種族スキル…勇猛

個人スキル…オーク戦闘術(A)、軍学(B)、兵站学(B)、謀略(C)




●ベルンハルト(ハイオーク/剣士)

 アルトリートの盟友にして、オーク族最強のハイオーク。オークリーダー以上は全て彼が武術を教え、鍛え上げている。

 アルトリートとは異なり、個人の武術を極めることに価値をおいており、己の武術を高みに上らせるために人の世界を旅したことすらある。

 アルトリートと並んでオーク族の精神的支柱であり、フォルクマールに全てのオークが曲がりなりにも従っているのはこの両名がいるからである。

 第一次オッターハウンド戦役において、タマと相打ちとなって戦死。


統率…………8

近接…………10

間接…………0

魔力…………0

知力…………6

生産…………0

成長力………5

種族スキル…勇猛

個人スキル…オーク戦闘術(S)、軍学(B)、沈着




●ルーベンス(ハイオーク/将軍)

 オーク族の若きハイオーク。成人した年に第一次オッターハウンド戦役に参加。

 初陣は散々なものであったが、戦役終盤にタマの決死の奮戦を目撃して精神的に成長。第二次オッターハウンド戦役においてケットシー族の歴戦の司令官、クーンの攻勢を防ぎきり、最終的に打ち破る。

 しかし、全体の趨勢は既に定まっており、他の味方が潰走する中、部隊を率いて地獄の戦場に踏みとどまって味方の退却を助けた。

 戦後は他のオーク族からの族長就任要請を拒否。オーク族の族長に彼を庇って戦死したハイオーク、ギルベルトの娘を族長に推薦し、自身は敗北後のオーク族の立場を護るため、軍に止まった。その後、彼の姿は常に最前線にある。能力は見聞録開始時。


統率…………10

近接…………8

間接…………7

魔力…………0

知力…………8

生産…………0

成長力………10

種族スキル…勇猛

個人スキル…オーク戦闘術(A)、軍学(A)、兵站学(C)、沈着、不屈




●クレメンス(ハイオーク/狂戦士)

 戦闘狂のハイオーク。ただし、頭もかなり切れる。

 執念深い性格で、狙った獲物は確実に仕留めなければ気が済まない。

 個人戦は勿論指揮官としても有能だが、部下の命を軽視するところがあり、人望は厚くは無い。

 第二次オッターハウンド戦役でハウンドが仕掛けた伏兵の罠に掛かり、戦死。


統率…………6

近接…………9

間接…………0

魔力…………0

知力…………6

生産…………0

成長力………8

種族スキル…勇猛

個人スキル…オーク戦闘術(A)、軍学(C)、不屈




●タマ(オークリーダー/将軍)

 元はハイオーク、コンラートの部下。コボルト族の魔王候補であるシバを逃がした不手際から、事実上の死刑宣告とも言えるケットシー族の魔王候補殺害の命を受けたが、その際にクレリアと遭遇。敗北して降伏する。

 作戦のためにケットシー族の子どもを人質に取ってはいたが、元々子どもの酷いことが出来るような性格では無く、もふもふ帝国で難民となった子ども達に接する内にオーク族の在り方に疑問を持つ。

 その後、もふもふ帝国では怨嗟の象徴である唯一のオーク族であった彼を常に気に掛けていたシバを気に入り、心から彼に従うようになった。

 クレリアの軍という性格の強いもふもふ帝国軍において、彼はへりくだりながらもクレリアでは無くシバの部下という立場を明確にしている。

 魔王候補、皇帝として成長しつつも変わっていくシバの幸せを、最期の時まで祈っており、そのために命を捧げた。


統率…………10

近接…………8

間接…………0

魔力…………0

知力…………5

生産…………0

成長力………10

種族スキル…勇猛

個人スキル…オーク戦闘術(A)、軍学(B)、剛胆、不屈




●ルードヴィッヒ(ハイオーク/?)

 タマとカロリーネの息子。

 生まれる前に父を、数年で母を失い、ハウンドとシルキーの夫婦に引き取られた。

 義理の両親の教育の賜物か、帝国のフォルクマールと他のオーク族からは馬鹿にされている。悩む彼を義母であるシルキーがグレーティアに引き合わせ、その出会いを機に彼は強くなることを心に決める。




■その他種族


●エルキー族

 褐色の肌に長い耳を持つエルフ。人間の世界ではダークエルフと呼ばれているが、彼らにとってそれは蔑称である。元々魔物では無く初代魔王に召喚された妖精の子孫と言われており、中立の立場で魔王継承には参加していない。

 500年以上の寿命と高い魔法適性を持つ強力な部族。ただし、出生率は低い。




●ビリケ族

 主に商売を生き甲斐とする魔物。三頭身で牛の頭を持つ。小柄な魔物だが力は強く、商売道具である自分の身体より遙かに大きな荷物を軽々と背負っている。

 死の森だけでなく、様々な場所で取引を行っており、魔王領全土において重宝されている。戦闘にはまるで向いておらず、魔王候補は存在していたが、一戦もすることなく降伏している。




●ラウフォックス族

 コボルトの頭を狐にしたような種族。

 死の森では少数種族だが、別の場所で魔王候補が生き残り、勇名を馳せている。

 能力のバランスはよく、魔法も得意。頭の回転も速い。死の森の部族の中では比較的強力な部族である。




●バルハーピー族

 巨大なひよこのような魔物。空を飛ぶことは出来ないが自由自在に森を駆ける事が出来る。記憶力は悪いが意思疎通が出来、力が強いためにコボルト達と組んだ上で物流関係の仕事に就いている者が殆ど。第二次オッターハウンド戦役では戦争に参加し、バルハーピー空走兵隊として活躍。戦いの趨勢を決定付ける功績を挙げている。




●ドゥーケン族

 闇のドワーフと呼ばれる種族。背は低いが筋骨隆々で鍛冶を生業にしている。死の森北のガルブン山地では良質の鉄が産出している為、多くのドゥーケン族が暮らしている。




●巨竜ガルブン

 ガルブン山地の主であるドラゴン。人間世界でも有名で討伐に向かう者は後に堪えないが生きて帰った者はいない。

 魔王継承戦争には不介入で中立の立場を取っている。

 お宝を集めるのが趣味。クレリアから購入した鎧はドゥーケン族に見せびらかせている。





生活が落ち着いてきたので新作も進めていきます。

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