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何故僕は能登復興支援活動をするのか

掲載日:2026/02/19

めでたい正月に能登半島は甚大な傷を負った。

そして秋口に甚大な豪雨災害で深手を負った。

無力な筆者が立ち向かう能登復興支援活動とは?

正月を楽しんでスーパーでちょっと良い寿司パックを買って近親者の部屋で小皿に醤油を入れている時に緊急アラートが鳴った。その時はあまり揺れ無かった。

しかしその10分ほど後に再び緊急アラートが鳴る。

数秒待つと激しい揺れが来た。

1番若い女性がコタツに潜り込んで叫んでいた。

「みんな早くコタツに入って頭を守って!」

僕はふと冷静になり揺れが続く中コタツに潜ろうとした。

コタツ布団を上げるとコタツの中はその女性でパンパンで入ることが出来なかった。

食器棚から食器が落ち割れて、地震の激しさを実感する。

揺れがおさまり皆で寿司パックを食べて、割れた食器を片付けるが、もうお正月の華やかな浮かれた雰囲気は無かった。ニュースでは能登半島の先端の沖が震源地で最大震度7との報道だった。


自宅に帰ると横浜在住の友人H氏から電話が入った。

「炊飯器さん!大丈夫ですか?」

「Hさんありがとう。金沢は大丈夫です」

しばらくの間会話をして報道ベースでの能登半島の地震が震災レベルだと強く実感した。そしてH氏から提案があった。

「炊飯器さんチャリティイライブを金沢で開催しましょう」

「今から準備すると3月中ばになりますね…。」

「それで良いと思います」

こうして大至急能登半島地震チャリティライブの計画を練り、会場をおさえ、出演者を募り、フライヤーを作り、あっという間に当日を迎えた。

--結いライブ---

小ぶりな会場に予想よりも多くの人が集まった。そして僅かではあるのだが石川県庁舎に募金を持って行くことが出来た。

普段の生活が戻る。時間のある時に金沢市内の液状化現象が起きた街を見に行った。そこだけ真っすぐな電柱はなく異様な景色があった。

暑い夏を越えて秋が垣間見えた頃に能登半島に線状降水帯が発生したと言う速報を見た。

SNSでは現地の洪水の様子が映されていた。

「何か出来ることはないか?」

僕はまたH氏に相談した。もう一度チャリティライブを開催しませんか?

「炊飯器さんぜひやりましょう!」

そして規模を5倍にした---結いライブ2---が開催された。

多くのアーティストが集まり、企業様から協賛金を多く頂いて---結いライブ2---は前回の5倍の募金を石川県庁舎へと届けることが出来たチャリティライブとなりました。

開催から遡ること1週間。

スマートフォンにニュースが通知された。

「能登半島の災害死の人数を災害関連死が超えました」

僕は自問自答した。

チャリティライブで能登は救われるだろうか?

能登に入り活動する方が良いのではないか?

その時に能登で復興支援をしている団体の活動を現地で見る機会を得た。仮設住宅の集会所で被災者の皆さんが集まり、音楽を聞いて笑顔になっていました。

その時歌っていたアーティストにも結いライブ2に出演してもらうことになった。

そしてデザイナーの審査会が金沢市内で開催され、能登のデザイナーさんと出会いました。そのデザイナーさんにも結いライブ2でスピーチをお願いしました。

様々な葛藤を抱えて僕はチャリティライブ結いライブ2を終えましたが、心の中では「能登に入ろう」と決めていました。

そして翌年春から毎月1回程度輪島市、七尾市、珠洲市へ能登復興支援活動をしに行きました。

昨年約1年を通して道、倒壊した家屋などは良くなっている実感はありますが、少しずつ人口が減っているという実感もあります。

「公費解体が終わったら能登をはなれようと思う」という声を複数の被災者から直接聞いたこともあります。

今年から能登の人の声を直接聞きたいという僕の提案からグループLINEも立ち上げました。このグループLINEが育つのにはかなりの時間がかかると思いますが、トライアンドエラーで進みたいと思います。

令和8年3月には2回の内容の異なる能登復興支援を開催します。仮設住宅と能登の中学の授業の一環としての事業です。

正直正解はわからないままなのですが、何故僕は能登復興支援活動をするのかというと。


「能登の完全復興を見届けたい」


そしてお祝いの美酒をたっぷり飲みたいということです。


これを読んでくださった皆さまが、いつか美しい自然と風土と能登の美味しいを味わい尽くす旅として能登に来て頂けるように心から祈ります。


炊飯器と電気ポット

個人名と団体名をふせて書きましたので、リアリティには欠けますが、能登は良いところなのでぜひ旅の目的地の1つの候補として頂けたら幸いです。

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