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異世界に転生して性転換したけどとりあえず生きてる  作者: 仙人掌


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なぞのオブジェ

「はいそれではお願いしますね」

 依頼主の家を出て、都市の真ん中にある噴水の広場に向かってみる、しかし魔力の節約中だろうか、噴水には水が無かった。

「ここら辺が真ん中かな?」

 都市全体はレンガなどで綺麗に舗装されており、簡単には掘り返す事はできそうにない。

「うーん…特にないかな…」

「お母さん、あの噴水のあれ、変じゃない?」

 マキナが噴水の真ん中にあるオブジェを指さす。

「え、どこ…あー…確かに」

 一見するとただの噴水のオブジェだが、よく見てみると水が出る噴水口らしき物が見当たら無い。

「これ…どこから水出てるんだろ」

 すぐ近くに看板がありこれから水が出るオブジェであることには間違いはないようだ。

 試しにオブジェのてっぺんに手を乗せて魔力流そうとすると、凄い勢いで魔力を吸い取られた、慌てて手を引っ込めるとオブジェから10秒ほど水が流れてきた。


「魔力があれば水が出てくるのか」

「どういう仕組みなんだろ」

「マキナはこういうの作れる?」

「うー…ん、どうかなぁ、作れなくはないと思うけど、長持ちはしないかな」

「看板の説明によるとコレも空中都市のと同じ位古い物みたい」

「じゃあこれをもっと調べた方が良いかな」

 マキナがオブジェに触れるとすぐに手を引っ込めた。しばらくは水が勢いよく噴き出し、しばらくすると水が出なくなった。

「え、なにこれ?!」

「どうしたの?」

「魔力すっごい持っていかれる!」

 マキナはオブジェに対してすごく警戒心をとる。

「なかなか懐かしい物をみたな」

 いきなりユウキの声色が変わる。


「あれ、フィアお母さんどうしたの珍しく出てきて?」

「いやな、昔ここに来た事があった事を思い出しての、あまりに綺麗になっておるからわからんかったがこの石像の性質を見て思い出したわ」

「フィアお母さんここ来たことあったんだ」

「当時はあんまり覚えておらんが少なくともここまで綺麗な場所では無かったのう」

「じゃあここの都市の異常とか解ったりする?」

「うーむ当時の違いなんぞ、綺麗かどうかしかわからんし…む、ここの下に空間があるぞ」

「やっぱり何かあるんだ」

「あぁ、これは忘れもせん魔力じゃな、我が怯まされた攻撃をしたのと同じ魔力を感じるわ、あれは破壊しても構わんのだろ?」

「無闇に破壊しちゃダメだよ」

「あ、お母さんお帰り、どうして?」

「一応文化財なわけだしフィアも昔の事なんだから水に流す」

(うむぅ…)

 フィアは納得いかないような返事をする。

「じゃあこの後どうするの?」

「とりあえず城壁を軽く調べて今日は終わり、明日は依頼主と一緒に下水道を調べるよ」

「ええぇ、下水ぃ」

 マキナは明らかに嫌そうに答える。

実は過去にフィアを追い払った実績があったりします。

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