ゴーレムorロボット
「ちょっといいかな?」
いきなりユウキ達とは一切面識の無い少年が話に割って入ってくる、身に着けているものから恐らく上級生だ、しかも後ろに女子生徒が3人張り付いている。
「えぇ、まぁ…はい」
『もしかして元日本人かな?』
ユウキにとって久しぶりに聞く日本語だった、少年の後ろにいる3人の少女達は言葉を理解していないようで首をかしげている。
「なんですか?、ナンパですか?」
「いやいや、そんなんじゃないよ、ちょっと懐かしい物が見えたからね」
『そうですか、ところで後ろのハーレム達から睨まれいるのですが?』
「うお、ごめんね、じゃあまた」
そう言って少年は少女達をなだめながら去って行った。
「なんですの?、今の人達?」
「多分、同郷者かな?」
「ではあの人もゴーレムの事を?」
「いや、少なくもあの食いつき方は有名なものしか知らないだろうね」
「あら、なんでそんなことが分かるの?」
「あの作品はどっちかというとマイナー寄りの方だから似た物はいっぱいあるから」
「そうですの?、私としては1つの作品として成り立ってた気がしますわ」
「元が元だからね、例えばいろんな話の有名な台詞とかを言ったりすればそれに反応する人は同郷者の可能性は高いかな」
「…あーはい、それで、今日この後何か予定は何かありますか?」
「別に無いけど?」
「では寮で構いませんので相談がありますの」
「相談?」
「はい、内容は別に聞かれても構わないので帰りの道すがら話しましょうか」
「え、うん」
「実はですね、最近改めて資料を確認しておりましたらゴーレムの進化系を発見いたしましの」
「へぇ、それは一体どんなの?」
「よくぞ聞いてくれましたわね!」
「う、うん」
「ゴーレムの進化系、それは!」
「それは?」
「ロボットですわ!」
「…お、おう」
「なんですの、まるで…ユウキまさか知っていましたの?!」
「そもそも私が形を模倣した物の総称がロボットだし」
「ユウキ!」
「あ、はい!」
いきなり両肩を捕まれる。
「私を弟子にしなさい」
「はい!…え?」
「あの素晴らしいフォルムを考え、ゴーレムにする技術、しっかりと私めに教えて下さいまし」
「いや、ロボットのデザインは全部元があるわけだし」
「では元のロボットを今新たに再現して下さいまし」
「ええ、うん」
ポケットからゴーレムの核を取りだしてゴーレムを新規で作りだす、思い出しながらなので細部はかなり違っているがなんとか完成させる。
「はぁ……、いぃ!」
「これみたいに元があるからこんなのが出来るだけだよ。」
「しかし、いくら素晴らしいデザインが出来てもそれを形に出来なければ意味がありませんでしたわ」
「んー例えば、」
一度ゴーレムを崩してゆっくり再構築させる。
「こんな感じに部品毎に作って繋げていく感じでいけば結構楽にできたりする」
「なるほどその手もありますわね…ありがとうございますわ、っと寮に帰ってきましたわね」
「そうだねー」
「さて本題の話なのですけど…」
この世界には一応他にも異世界転生者がいますがチートは持っていません。




