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異世界に転生して性転換したけどとりあえず生きてる  作者: 仙人掌


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少しの休憩

 紀伊半島の西側の都市である和歌山へ向かう。


 潰して回ったダンジョンで手に入れた素材類をまとめてダンジョン協会の和歌山支部に全て渡しておく、どうせユウキ達は元の世界に帰るのでお金に換えてこの世界に全て還元しておく。



 アイテムボックスのおかげでダンジョン支部がパンクするほどの物資を押し付ける事ができた、とりあえず日数が必要なので和歌山で適当に配信しながら過ごす。



「魚ウマー、ちょっとこれは舐めてた、漁港の魚料理美味しい!」


 適当に入った個人店でも思わず声を出してしまう程に美味しかった、一旦完食してから会計し、お店の人に配信の許可をもらい、配信で全力で宣伝しておく。


 もっともこの世界ではダンジョンのせいで旅行の難易度が高いので宣伝したところで人が来るとは限らないが……。



 それから数日間は和歌山のホテルで数泊しつつ適当に個人、チェーン店問わずいろんな飲食店で海の幸などを堪能していった、ダンジョンの影響で物量に大きな打撃があるこの世界では安易に海外からの輸入がないので、特に個人店の物は確実に地元でとれた物なので本当に美味しかった。



 換金までの間に協会から周囲のダンジョンを攻略して欲しいと依頼されたので適当に潰して回る、そのついでに優奈を鍛えておく、ユウキとマキナも一応回復魔法が使えるので、多少身体が欠損しても問題なく続行していた。


 その姿も当然配信していたので、コメント欄ではドン引きしていたり、自分もその修行に参加したいと言った者もあった。



 何度も命の危機にあったせいで実力的にかなり成長できているようだ、これでユウキ達が元の世界に帰っても問題ないだろう。




 和歌山の周囲のダンジョンも粗方潰し終わったのと、換金が完了したので、また大量に消耗品を買い込んでから紀伊半島の右側の攻略を開始していく。



 紀伊半島の攻略をしていて意外だったのが、人里離れた森の奥にはダンジョンが生成されないようで、放棄された国道の付近にあるので助かっている。


 ダンジョンの有無に関しては空から見れば何か空間が歪んでいるので一発でわかる。




「コレは……、ずいぶん、大きなダンジョンだなぁ……」


 この世界のダンジョンと言っても縦に長いのもあれば1階層だけの広大な面積を誇るダンジョンもあったりする。


 今からユウキ達が挑戦するダンジョンはそういった広大な面積を誇るものだった。




「こういうのは楽」


 ダンジョンに対して正直に挑む必要はない、平面に広いダンジョンならユウキは飛んで行けば簡単に攻略できるので飛んでさっさと終わらせる。


 別に人里離れれば離れるほど高難易度になる訳でもないので、特に物珍しい物が無ければ配信もせずに終わらせて次へ向かう事にしている。

漁港のお魚料理って美味しいですよね。

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― 新着の感想 ―
ユウキさんのおかげで大分ダンジョン減りそうね
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