最古の初号機
「さ、到着しましたわよ」
「寝てたら一瞬だな、それでどういい案はできな?」
「ええ、いくつか纏まりましたわ、早速帰って検証してみたいですが今から行く所と天秤にかけた結果、このまま宿泊先でいくつか検証しますわ」
「そうなんだ……」
ミルシアは学生ながら軍の開発部に所属しておりゴーレム開発の第一人者として活躍している。
また今回の移動に使った馬車などのゴーレム開発のノウハウが他の物にも活かされており、彼女の懐事情はかなり潤っている状態だ。
「アレ、そういやミザリーちゃんは?」
ミザリーは前回宿泊した際に従業員のロボットを1体ゆずり受けた物だ、基本的にミルシアの護衛としていつも近くに置いているハズだが……。
「あぁミザリーでしたら上にいますわよ、この中はこの国でも有数の戦力が揃っていますし、でしたら従者の戦力補強も方が良いでしょう、目もいいですし」
「なるほどねぇ」
「ロゼッタ様おまちしておりました」
「ええ、また来たわ、いきなりですが部屋はあるかしら?」
「え、予約とかしてないの?!」
「ロゼッタ様につきましては予約は不要でございます、【XXXU-0W21S】の整備と我が施設に資材の安定供給をしていただいておりますのでいつでもご利用いただけるように用意しております」
「だから即決で行けたのね、でも翌日って早くない?」
「元々今日来る予定でしたのよ、そこに昨日来たので丁度よかった感じですわ」
「なるほどね、ってか人増えてたのは大丈夫なの?」
「そこは問題ございません、後5人程まででしたら対応いたしますよ」
「はえー」
ミルシアは貴族なだけあってユウキ達と違って荷物が多く少し時間をかけてようやく部屋に荷物と馬車を運び入れた。
「中ってこうなっていたんですね!」
中に入った途端にユーフェミアが声を上げてはしゃぎだした、年は今のユウキと同じくらいだと言っていたがそれでも落ち着きがありもう少し上に見えていたが、このはしゃぎようだと確かに年相応だと感じる。
「すごいすごい、教科書や博物館でみたような物が現役で動いてる、あコレって初代のヤツだぁ」
未来から来たのでこの時代の物は全部アンティークな物になるのだろう、家具系統などは見つける度に興奮している。
「一応ココにしかない便利な物なんだけど、未来じゃ普通に普及しているのね」
「はい、この時代だと私の知識がほとんど使えませんがココならある程度応用が利きますのでお母様の力になれます!」
自分達の感覚でいくと電気の名前が付いた家具が出始めた頃のイメージで冷蔵庫も上の段に氷を入れて冷やすタイプが現役で使われていたら興奮するとおもうんですよね。




