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異世界に転生して性転換したけどとりあえず生きてる  作者: 仙人掌


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入学儀礼とは

「やっぱりこの学校、無駄に広い…」

 疲れてこそないものの敷地が広く目的の場所まで時間がかかってしまった、歩いていくと多くの人がいる気配があり、その方向に向かうと大きな荷物を持った人がたくさん集まっていた。


「これから会場に案内いたしますので新入生の人は私についてきて下さい」

 人だかりの中にいると若い男性の声が聞こえてきた、そこそこ離れているようだがちゃんと聞き取れるように周囲に響くようにしている。

それから誘導の人が何人か現れ、案内に従って体育館らしき建物にはいる。


「なんだよモロじゃないか、バスケットゴールっぽいものはあるし床には大量のカラーテープ、前の壇上には…」

「お母さん、大丈夫じゃ、ないよね…」

 ようはみんなが知っている日本にある普通の体育館そのままである、上には引っかかってとれなくなったボールもあった。

 人の数が多く混雑していたせいで開始予定の9時になり新入生が座る場所まで何とかたどり着けた。


「只今より第47期生、入学儀礼を始めます」

 在校生が入学儀礼の開始を宣言する、これを聞いたユウキは俯く。

「え、何これ、日本とマったクいっシょジャなイカ…」

 顔を抱えてなるべく他の人に聞こえないようにつぶやく。

入学儀礼はユウキの前世で通ってたような学校の入学と大差無く進んでいった。

 今朝に見た老人はどうやら校長だったようでやはりこっちでも長い話が続いた、そして話以外も無駄な作業をいくつか済ませ生徒会長がこれからの誘導を始める。


「これから新入生の皆さんにクラス分けについて説明します、今期の生徒数は172人なので5クラスになります、クラス分けの内容ですが、これから11時30分まで実戦用の森でサバイバル試験をしてもらいます、なおこのサバイバル中はこのリストバンドをしていただきます、このリストバンドでサバイバル中、何をしていたか計測します、次に昼休憩を挟みまして筆記試験をしてもらいます、以上の2つの成績を鑑みてクラス分けされます」

「ほぅ、成績でクラス分けか…」

長い説明を聞き、ユウキは顔を上げてやる気を出したようだ。

「お母さん、私たちなら一番を狙えるね」

「あぁそうだね……」

マキナはやる気を出してユウキに向かう、しかしユウキには思うところがあるようだ。

切る場所を失敗してしまったため今回は少し短めです。

ようは入学式の日にクラス分けの試験をまとめてする感じです。

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