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異世界に転生して性転換したけどとりあえず生きてる  作者: 仙人掌


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あれどうしよう

「と、勢いを出してみたものの……」

 実際に動くのは3人の部下なのでユウキは特にやる事がない、国境の近くで待機している。

 目的の国とユウキのいる国があまり仲が良くないので国同士の移動はかなり面倒でユウキは国境で適当に待機している。


「暇だ……」

 3人の行動まで時間があるので何もないような国境で適当に時間を潰すしかないのだがこの周辺には作戦をするために話を通してある国境の前線基地くらいしかない、その基地には知り合いはいないハズなので行った所で特にすることがない。

「( ˘ω˘)スヤァ」

 マキナはついてきたものの車両の助手席で寝息を立てて寝ている、どうやら車両に揺られるのが気持ちよかったのかそれとも日差しが当たって暖かいのか、それとも両方なのか、試しに揺すってっみたが起きる気配がない、車両が特別性なので乗り捨てるわけにもいかず、寝ているマキナを放置するわけにもいかない、とにかくできる事がない。


 仕方ないのでもしもの時のために持ってきたゴーレムを適当に弄る事にした、といっても作戦中なのですぐに出撃できる程度に収めるほどだが。

 持ってきたゴーレムは先日の戦闘で大破寸前だったゴーレムの部品をかき集めた機体で一応ユウキの小隊なら全員動かすことができるが急造品なので正直ちゃんと動くか不安でもあったりする。

「メカニック欲しいな……」

 今の所ゴーレムを弄れるのがユウキかミルシアのお抱えの開発部だけなのでメンテナンスや開発ができる人員が欲しくなる。

 各部に異常が無いか確認してみたが、組み立てたばかりの機体で異常など見つかる事もなく、ゴーレムを元通りにした後にゆっくりと空を見上げる。

「……暇だ」

 仲の悪い国同士の国境近くなのでなかなか変な事はできない、車両のこともあってこの場所から動くこともできず車両の荷台でゴロゴロするしかなかった。

「いっそ魔物でも来てくれ、暇」

 完全に横になっていても周囲の警戒は怠らない、見える範囲や周囲に感じる程度には好戦的な魔物はいないようでいままで見たことが無い車両に対して遠巻きに見ている程度でこちらに来る様子はない。

 国同士の近くなので公務員以外に人がなかなか来ない地域でもある。



「1、2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、えー43……47、………あ53……何やってんだろ」

 暇すぎて素数を暗算して言っていた、時間を潰す物を車両やゴーレムに搭載しようと決意した瞬間であった。

「本と、紙とペンと……、食べ物は止めておこう、いやでも非常用袋ってことで置いておくのもいいかもな」

 暇だったので搭載するアイテムを考えて時間を消費していった。

暇すぎてしなくてもいい改善案を考えてしまうパターン

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― 新着の感想 ―
[一言] ロボットには自爆装置が必要だと思う( ˘ω˘ )
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