いざ目的の場所へ……
レビィスに町の隅々まで案内されて回った、土地勘がないのでなるべく位置関係を目立つ建物で把握していくしかない、幸いにもカルラ達も記憶しているのでなんとかなるだろう。
「今日もありがとうございました」
「おう、満足してもらってよかったよ、明日はどうする?」
「明日は、1日ゆっくりしていたので案内はナシで」
「わかったよ、それじゃあ」
その日も同じ宿に泊まることにした。
「そういえばあんまり喋ってないけどどうしたの?」
町に到着してからマキナは元気がなくひたすら後ろをついて来ているだけだった、体調が悪いのかと思ったがごはんはしっかりと食べているので問題はなさそうにも見えたりする。
「なんか……、水が無いから乗り気になれない」
「水が無いってどこにも?」
「自然の水がない、地下にあるにはあるけど人工的で面白くない」
「面白くないって……」
どうやらただのわがままのようだ。
「できたらすぐに帰りたいけど仕事だから我慢してる」
「はいはい頑張っているねぇ」
「えへへ」
ふてくされいるマキナの頭をとりあえず撫でておくと顔が緩んでくれた、とりあえずこれで気分を直してもらおう。
「おつかれさまです、アーノイドさんのアイデア通りに地下を探索してみました、そしたらお見事対象の組織を発見しました」
「見つけたのならそっちでカタをつければいいじゃん」
「それができれば姫様は貴女に依頼なんて出しませんよ、そこまで潤沢に資金があるわけじゃないですよ、人には金をかけるんですけど物には金をかけないんです……」
「苦労してるんですね」
「本当ですよ……、じゃなくて殲滅に協力してくださいよ」
「それが仕事ですよねぇ……」
「そうですよ、明日の朝に宿の前にまってて下さい」
「わかりましたよ」
明日にレビィスと会う約束はしていないのでまた会う事はないだろう。
翌日。
「今日はよく眠れたか」
宿を出るとレビィズが笑顔で出迎えてくれていた。
「なんで?」
「いやぁ、暇なんだよねぇ」
「暇って仕事とかないんですか?」
「いやぁ、今ってそんなのが無くなっててさぁ、出勤する必要がなくてな私としては軍が動かない状況ってのは歓迎するべきなんだけど、さすがに暇すぎてなぁ、きちゃった」
「アーノイドさんおはようございます、その方は?」
「この人はレティスさん、町の観光名所を案内してくれていたんだ」
「そうなんですね、それじゃあ行きましょうか」
「なんでココなんだ?」
「なんでついて来ているんですか?」
レビィスとスパイの人がにらみ合いながら進んでしまいついに目的と思われる場所に到着してしまった。
別方向の知り合いと合流した時の気まずさといったら……




