ギルド登録
「それはもちろん…」
先ほどの受付嬢がノックして入ってきた。
「失礼します、アーノイドさんたちを調べ終わったので報告に来ました」
受付嬢はファイルを持ってきており、レティに手渡した後すぐに部屋を出て行った。
「ふむ……ユウキ君、君はどうする、帰りたいのであれば調べてもらったところかなり遠いが今からでもに帰れそうだが?」
ふと横をみるとマキナが寂しそうな表情でユウキを見ていた。
「……私は捨てられました、もう家に帰れることはないので」
「君は本当に5才児か?」
「見た目のとおりですよ」
何やら納得のいかない様子だ。
「ではマキナ君、君はどうする?…君は死後約50年程立っているようだが、調べた所君の家の者は誰ひとりも存命ではないようだが…」
マキナは驚くことなく話し始める。
「私の家は盗賊によって全員殺されました、親戚は特に聞いていないのでいないか絶縁している状態だと思われますので私も帰るところがありません…、そして私はユウキさんによって蘇ることができました、ですので私はユウキさんについて行きたいと思います」
「え…!?」
「えと…ダメ…ですか」
マキナの顔が捨てられた犬のような顔をしている、そんな顔をされてしまうと断るに断れない、もともと断るつもりはないが。
「う、はい」
「あー…まーその、なんだ…良かったらうちのギルドに入ってみないか?、部屋はギルドが管理している寮を使えばいいし、それに何よりも身分の保証ができる」
「それは嬉しいんですけど、私達5歳児なんでその辺とかは大丈夫なんですか?」
「ああそこは問題はないな、所属に年齢制限はないし所属に関して制限があるとすれば過去に重度の犯罪歴があったりとか程度だな…、それに戸籍も新しく作ることもできるしな、そういえば二人とも名前はそのままで登録するのか?」
「そのつもりですけど?」
「私も…」
「それは少々まずいかもしれないな、二人共記録上では死亡扱いになってるし死んだことになってる人間を登録するとなるといろいろとやっかいだしな…、それに君たちの姓は珍しいから登録ができないかもしれないんだ、もし君たちが構わないのならアーノイドの姓を使わないか?」
「あなたの姓をですか?」
「問題ないさ、アーノイド姓なんて割と多くいるしな、なんなら私の養子になるか?」
「さすがにそこまでお世話になるわけには…」
「そうか、じゃあとりあえず君たちを登録しておくよ、2人は別で登録するかい?」
「じゃあ姉妹で登録しておいてください、マキナさんもそれでいいですか?」
蘇生した責任もあるので身内として登録を希望する。
「別に、いいですけど…」
「じゃあ姉妹で登録しておくよ、姉はユウキ君で構わないかな?」
「はい、ありがとうございます」
アーノイド姓は日本で言うと山田姓くらいのイメージ




