台本2
仲良くなる
アヤメ「皆さーん、そろそろおやつにしませんか~?」
ツバキ「おやつ!確か…プリン!」
クズ「ぷりん?」
アヤメ「コレの事ですよ。おいしいですよ。自信作なので食べてみてください。」
アヤメ、机にプリンとスプーンを置く
クロユリ「クズ、食べるなよ。罠の可能性がある」
ツバキ「何よ、アヤメが毒でも入れてるっていうの」
クロユリ「そうだ、だからクズ、食べるんじゃ…」
クズすでにプリンを食べている
クズ「このぷりんってやつ。おいしいですよ。口の中でトロッとけるようで」
クロユリ、あきれる
アヤメ「喜んでいただけてよかったです。クロユリさんもどうぞ。」
ツバキ「そうよ、こんなにおいしいのに毒なんて入ってるわけないじゃない。食べないならもらうわよ。」
ツバキ、クロユリのプリンに手を伸ばす
クロユリ、プリンを持って取られまいとする
アヤメ「ツンデレ…」
ツバキ、笑う
ツバキ「確かにツンデレかもしれないな」
クロユリ、一心不乱にプリンを食べる。
クロユリ「美味い」
クズ「ですよね。」
クズ、目をキラキラさせて言う
クロユリ「今回はいいが、次からはそう簡単に食べ物に手を出すな。わかったな!」
クズ「は~い…」
クロユリ、立ち上がってクズを立たせ、玄関へ向かう。
ツバキ「どうしたの?」
クロユリ「そろそろ術が切れるころだから、おいとましようと思ってな」
クズ「ぷりんありがとね~」
アヤメ「また来てくださいね。次は、お友達として」
クロユリ「ぷりんとやらをまたつくっておいてくれたら、来てやらんこともないな。」
ツバキ「結局ぷりん目当てかい!!」
クロユリ、後ろ手で手をあげる
クズ、姉妹の方を向いて手を振る
アヤメ、手を小さくふる
ツバキ、腕を組んであきれてるが横目で忍びを見ている
~終幕~