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MISSION 5 得意不得意



 無事に退院した俺は家に向かわず、彼女に連れられて彼女の仕事場まで向かう事になった。タクシーに揺られて着いた先は、8階建てのマンションだった。数日前に行ったところよりも建物そのものは古びて感じられたが、それでも自分が住んでいるところよりもよっぽど良いところだ。


 全く漫画家ってやつは、こんなにも儲かるものなのだろうか。


「漫画、ねぇ……」


 マンションの階段を一段一段踏みしめながら進んでいると、思っていた事が自然と口から洩れてしまった。


「嫌いですか?」


 俺の前を行く彼女は、振り返らずに俺の言葉に答えたくれ。


「人並みには読むよ。昔の話だけど」


 高校の途中ぐらいから漫画の話題についていけなくなり、それ以来めっきり読んでいない。


「手先は器用な方ですか?」

「林檎ぐらいなら握り潰せるよ」


 握力の話じゃない事はわかっていたが、手先が不器用である事はわかってはくれただろう。


「絵とか趣味で描いたりしません?」

「鉛筆を折るのは得意だ」


 そう言うと、彼女は大きな溜め息をついた。


「……もういいです」


 それからしばらく、無言で階段を上っていく。

 三階まで上がると、そこで足の向きを変え通路を真っすぐと進む。


「この間の部屋じゃないんだな」

「あれは住むところですから。お仕事をするのはここです」


 二つも部屋を借りているという事実が、俺には信じられない。どれだけ儲けているのだろうか。


「あぁそうかい」


 すこし僻んだ気持ちを含みながら、俺は気の無さそうに返事をした。


「何か問題でもあるんですか?」


 俺の言い方に何かを察したのか、彼女は俺をからかうように尋ねた。今度は振り返り、頬を少し緩ませて。


「別に……」


 彼女のその表情が恥ずかしかったので、俺は頬を掻き目線を明後日の方向にずらした。


「変なブラックさん」


 そんな小さな抵抗は、彼女の機嫌を良くするだけだったが。


 一番奥の部屋のドアノブに鍵を差し込みまわすと、ガチャリという金属音が聞こえた。しかし、扉を開けようとしても開かない。


「あ、鍵空いてた」


 ポケットにしまった鍵を急いで取り出し、もう一度鍵穴に差し込む。


「泥棒か?」

「ううん、多分知ってる人です」


 鍵を開け、ようやく部屋の中に入る。


「へぇ」

「もちろん、ブラックさんも知ってると思いますよ」

「俺が知ってる人? 向こうも俺を知ってるのか?」

「はい! もう元気な女の子で」

「元気な、女の子……」


 元気な女の子の知り合いを、頭の中から探す。女の子、と称されるぐらい年齢の低い知り合いはたった一人しかいなかった。その上、彼女は漫画家であると同時に悪の組織の幹部でもある。


 ということはやっぱり、あのやたらと背の低い自称宇宙人だろう。


「やばい、今日は腹の調子が」


 実は一度だけ、言葉を交わしたことがある。

 まともな会話にはならなかった。


 同じ日本語を話しているとは思えなかった。


 それが、ただ、辛かった。


「トイレなら中ですよ?」

「ほら俺、この腕だしさ。いても邪魔なだけかなって」


 そう言い残すと、俺は今来た道を引き返そうとした。


「まぁまぁそう言わずに!? そりゃブラックさんは普段のあの子を知らないですからちょっと苦手意識持ってるかもしれないですけど!」


 俺の折れていない左腕を、彼女は言い訳がましい台詞を喋りながら強く掴む。

 固定された右腕のせいで、簡単に彼女を降り解けはしない。


 どうする?

 どうすればいい?

 どうすれば、この状況を打開できる?


 必死に頭を回していると、突然部屋から人が苛立たしげな足音を立ててやって来た。


「もううるさい! 何時だと思ってるのさ!」


 両手を腰に当て、長い髪を左右に束ねた彼女は、俺の予想通りの人物だった。

 自称宇宙人が漫画化の仕事場にTシャツ短パンで発見された。


「ごめんねミアちゃん、ブラックさ」

「あ、ネイチャーレンジャーのブラックだ! はやくさゆりちゃんから離れろーっ!」


 俺の顔を見るや否や、彼女は俺の顔面めがけて鋭いストレートを撃って来た。


「うわ、いきなり殴りかかるな!」


 すんでのところで、それを回避する。

 その拍子に左腕を掴んでいた手はほどけてしまった。


「こいつに騙されてるんだよ! ほら、さゆりちゃんって馬鹿だから!」

「ば……ミアちゃんには言われたくないもん!」

「もん? もんだって!? 今年で24なのになんでそんな言葉づかいなのさ!?」

「俺より一つ上なのか」


 姉妹にも親子にも見える二人の口喧嘩に冷静に突っ込みを入れてみる。


「ば、ばらさないよミアちゃん!」


 俺の言葉に反応したのか、耳まで真っ赤にした女幹部が自称宇宙人に猛抗議を開始する。


「何だ隠してたのか、そんな隠しきれないぐらいでかい乳ぶら下げておきながら! この、この!」


 自称宇宙人は女幹部に備わった二つの胸を適度に揺らす。

 その光景を見た俺は、自称宇宙人に敬意さえ覚えた。


「お、男の人は大きい方が好きだからいいの!」

「その割には彼氏いないよな」

「ミアちゃんだっていないじゃない!」

「いや、ミアにいたら犯罪だろ」

「ブ、ブラックさんは胸の大きな女性の方が好きですよね!?」


 このままでは決着が付かないと悟ったのか、女幹部が俺に加勢を求めてきた。


「さゆりちゃん、最近は小さい子が好きな男も増えてるんだぞ。な!」


 負けじと自称宇宙人が俺の肩を軽く叩く。


「彼はそんな変態じゃありません!」

「いやいや、人は見かけによらないから……」


 ここで正直に言うのは気が引ける。

 俺はどうしてこんな事になったんだと頭を巡らせながら、二人をなだめる事にした。


「なぁ二人とも」

「「何!?」」


 大きく開かれた二つの目が、俺を睨みつける。


「中で話さないか? 流石に……他の人の視線が痛い」


 いつの間にかマンションの住人達が部屋の扉を開けて俺達の様子を観察していた。

 俺達三人は無言で仕事場に逃げ込んだ。






 俺と女幹部が一緒に行動する理由を、自称宇宙人に説明するのは困難を極める作業だった。

 それでも、勝利したのは人類だった。

 言葉という文化が、このクソガキの理解能力をわずかばかりに上回ったのだ。


「なるほど、ブラックはネイチャーレンジャーを首になったのか。じゃぁもうブラックじゃないんだな?」

「そう言う事になるな」


 応接間のソファーに腰をかけていた俺と女幹部は、どうやら彼女が話の内容を理解していると思しき発言をしてくれたので、盛大な溜め息を漏らした。


「私、お茶淹れてきますね。ケーキは二人で先に食べていて下さい」

「わかったよ」


 机の上に置かれた白い箱を開けると、色とりどりのケーキが顔を出す。

 それぞれのリクエストに応じ皿に分け、最後に残ったショートケーキを自分の皿にのせる。


「……おかしくないか?」


 モンブランを一口食べると、自称宇宙人……ミアという名前らしいが、彼女はいきなりそんな事を言い出した。


「何が?」

「ブラックはもうブラックじゃないんだから、ブラックの事をブラックって呼ぶのはおかしくないか?」


 彼女の言葉に真面目に反応するのは疲れるだけなので、俺は全然関係ない事を聞くことにした。


「今何回ブラックって言った?」

「あー……ろく……七回!」

「そうだな、正解だ」


 ミアがどれだけ馬鹿かという事を理解した俺は、安心してケーキを食べ始めた。甘すぎないクリームと絹のようなスポンジが絶妙な美味しさを作り出す。何と言っても、スポンジに挟まれたイチゴのアクセントが素晴らしい。クリームの控えめな甘さのおかげでイチゴ本来の美味さを失っていない。


「あんまりミアちゃんをからかわないでくださいね」


 台所に立つ女幹部が、お湯を沸かしながら俺を諌める。


「何の話だっけ?」


 口の周りにクリームをベタベタとつけたミアが俺にそんな事を聞いてくる。


「このケーキ美味いなって話だよ」

「あぁ、確かにここのケーキは世界一だ」


 俺も彼女も、俺の呼び方なんてもうどうでも良くなっていた。

 今はただ、この美味いケーキを食べていたかった。


「二人とも……ブラックさんをこれからどう呼ぼうかって話じゃないですか」

「そうだっけ? あ、ブラックはイチゴ嫌いなのか。私が食べてあげよう」


 折角取っておいたイチゴを、ミアが素早く奪い取る。


「あ、テメェ! 普通好きなものは最後に取っておくだろうが!」


 急いでそれを取り返そうとしたが、既にイチゴは彼女の口の中に収まってしまった。

 喉を下って行く塊が俺の胃袋に収まるべき物だったと思うと、無性に腹が立って仕方無かった。


「女々しい性格だなぁ。すこしはこのミアを見習いなさい」

「こらっ!」


 台所から紅茶を乗せたトレイを持ってきた女幹部が、大きな声でミアを叱る。


「うわーっ!?」

「駄目でしょうミアちゃん。人の食べ物に手をつけたら」


 俺達の前に丁寧にティーカップを置きながら、女幹部はミアを鋭い目つきで見つめた。


「そっちの話か」


 虚しくもイチゴが取り去られた、ほんのりと赤みが残るクリームの部分を口に入れる。

 イチゴの妙な酸味が残っているのが憎い。


「そうだぞさゆりちゃん、ブラックをなんて呼ぼうかって話だ」


 砂糖とミルクを大量に入れた紅茶を飲みながら、ミアは平然と言ってのけた。


「お前も覚えていたのかよ」

「侮るなよ地球人。ピルクルピス星が本気を出せばお前らなんてたったの五分で……」

「私、ブラックさんの本名知ってますよ?」


 女幹部は最後に自分の目の前にティーカップを置くと、その場に座った。


「なんで?」

「病室の前に書いてあったじゃないですか」


 そういえばそうだった。名乗っていないのに自分の名前が知られているというのは、何となく恥ずかしい物がある。


「それでさゆりちゃん、どんな字書くんだ?」

「紅白歌合戦の紅に、日本一の一で、紅一さん、でいいんですか?」


 空中に指で字を書き、ミアに説明する。確かにそれは俺の名前だった。


「あってるよ」

「ブラックなのに赤くて一番なのか?」


 ミアがニヤニヤしながら俺の名前を丁寧に解説する。


「……あぁそうだよ」


 解かっている。

 自分の名前と立ち位置にどれほどのギャップがあるかを。


「プフッ」


 笑いをこらえるミアを見ながら、俺は苛立ちながら頭を掻いた。これならまだ、ブラックと呼ばれ続けた方がましだったと思いながら。


「ところで……紅一さんってお呼びしてもいいですか?」

「それぐらいなら」


 だけど俺はもうブラックじゃない。俺が名前で呼ばれるのは至極当然のことだろう。慣れない呼び方に違和感を覚えながらも、俺は彼女の問いに頷いた。


「えへへ……」


 彼女は俯き、顔を赤くして変な声を漏らした。


「良かったなコウイチ。これでもうさゆりちゃんの身も心もお前の物だ」


 そんなやりとりを見ていたミアが俺達を茶化す。


「ミアちゃん? 今日の晩御飯はピーマンの盛り合わせね?」


 一瞬にして表情を変えた女幹部は、笑顔でミアに宣告した。

 その笑顔の裏には、真っ黒な炎が燃えている、気がした。


「許してさゆりちゃん!」


 神に祈るように両手を組み合わせ懇願するミア。

そういえば、ミアはさっきから彼女の事を『さゆりちゃん』と呼んでいる。きっとそれが、悪の組織の女幹部、カサブランカの本名なのだろう。


「もう遅いです」

「さゆり、って言うんだ」


 思いついた疑問を、直接彼女に尋ねる。


「え? あ、はい。平仮名でさゆりです」


 そういえば、ともう一つ彼女について思い出す。今年で24歳だから、俺よりも一つ年上だ。


「年上だから、敬語の方がいい……いいですかね?」


 にやける顔を必死に抑えながら、俺は敬語で彼女に聞く。


「今まで通りでお願いします」


 引き攣った表情で、彼女はそれを拒んだ。きっと年齢を意識されるような発言は気になってしまうのだろう。


「いいんですか?」

「お願いします」


 俺は溜め息を漏らし、残りの紅茶を飲みほした。


「それじゃあ、さゆりさん」

「はいっ!?」


 いきなり名前で呼ばれて驚いたのか、女幹……さゆりさんは、野生のリスみたいに体を少しだけ震わせた。


「おかわり」


 空になったティーカップを、彼女に向かって差し出す。

 顔を赤くしながら、さゆりさんはカップに少しだけ温くなった紅茶を注いでくれた。






 すっかりとこの部屋になじんでしまった俺は、いきなり彼女の仕事を手伝う羽目になってしまった。

 右腕はまだギプスで固定されてはいるが、左利きの俺にはそこまで生活に支障は出ていない。

 誰でも出来る簡単な仕事、とさゆりさんは言うのだが、俺には難しいものばかりだった。


「ここをこうして……こうか?」

 まずは、人の髪の毛を塗りつぶす作業。細い筆でまず外側から塗っていくのだが、どうしてもはみ出してしまう。


「はみ出てます。ホワイトで消してください」


 白いインクの付いた筆で今はみ出た部分を消す。


「こうだな!」


 しかし、筆先についたインクが多かったのか、跳ねた白い色が登場人物の目玉も消してしまった。


「今度は私の絵が……もういいです自分でやります」


 俺の前から原稿を取り上げると、さゆりさんは自分の机に戻った。


 まともに色を塗れなかった俺の次の仕事は、迫力のある線を引く仕事だった。これなら簡単そうだ。

 絵に合わせて、力一杯線を引く。


「勢いよく線を……」


 パキッ、という音が仕事場に木霊する。


「どうしました?」


 引き攣った顔でさゆりさんは俺の方を見た。大方予想は付いているのだろうが、出来ればそうあっては欲しくない。そんな顔をしていた。


「ペン先が折れた」


 そう言うと、彼女は深い溜め息をついた。


 色も塗れない線もまともに引けない俺に渡された次の仕事は、トーン貼りという仕事だった。指定された形の通りにスクリーントーンと呼ばれるシートを張る仕事だ。複雑な部分はミアがやってくれているので、俺は大まかな形を切り取るだけでいい。


 ようやく自分にもできる仕事が来たのか、と思いながら勢いよくナイフを走らせる。


「あ、やべ」

「今度は何ですか?」


 さゆりさんの上げた声には、苛立ちが存分に込められていた。


「ナイフで指切った」


 片腕だけでやろうとしていたせいか、俺は自分の左手の人差し指を切ってしまった。

 赤色を表現するスクリーントーンの上に生々しい赤色が広がる。


「原稿が汚れるから、その辺で休んでいて下さい。絆創膏は棚の上の救急箱にありますから」


 そしてとうとう、俺はやる事が一つもなくなった。


 応接間のソファーで三時間ほど、俺は横になっていた。

 目を瞑って寝ようにも、忙しく動くペンの音や時折聞こえるミアの奇声のおかげで眠る事は出来なかった。


「よぅ役立たず! なんだ、ママに怒られて不貞寝か。ほーら美味しい飴ちゃんだぞーっ。頬が落ちるぐらい美味しいぞーっ」


 目の前に缶入りのドロップをチラつかせながら、ミアがしたり顔でやってきた。


「うるさいよお前」

「そういうなよ、仲良くやろうぜ」


 ドロップの缶をポケットにしまい、ミアが俺の頭を軽く叩く。

 まったく、最初に殴りかかって来たのは何だったのだろうか。


「お前、仕事はいいのか」

「今日のはもう終わりだよ。さゆりちゃんは締め切りを守ることで有名だからね」

「まぁ、そんな感じだよな」


 以前行った彼女の部屋もこの部屋も、綺麗に整理整頓されている。几帳面な性格なのだろう。


「破った事がないってだけで、徹夜は良くあるんだけどね……」


 しかしよく見てみると、ゴミ箱からゴミが溢れかかっていたりと、完璧に整理されている訳じゃない事が解る。締め切りの期日を一週間ぐらい勘違いして、あたふたする彼女の姿が目に浮かんだ。


「紅一さん、良かったら晩御飯食べていきません?」

「今日のメニューは!?」


 晩御飯、という言葉に反応したミアが目を輝かせてさゆりさんに尋ねる。


「チンジャオロースとピーマンの肉詰めとピーマンの天ぷらです」


 笑顔で今日の献立を説明するさゆりさん。ミアの顔からは見る見るうちに色を失っていった。


「いいね。全部好物だ」


 ピーマンが好物という訳ではない。ただ単純に肉の多いメニューだったから、俺は晩御飯まで御馳走になる事に決めた。


「正気か!?」


 まるで土足で上がってきた泥棒を見るかのような目で、ミアが俺を凝視する。


「全部美味いだろ」

「おかしい……頭が狂ってるとしか言えない……」


 ミアは両手でしっかりと頭を抱え、その場にのた打ち回った。


「ミアちゃん? ちゃんと残さず食べるのよ?」

「コウイチってピーマン好きなんだよな? 良かったな、今日は食べ放題だぞー」


 突然立ち上がり、ミアが笑顔で俺の肩を何度も叩く。忙しいやつだ。


「野菜は肉と一緒に食べるから美味いんだろうが」


 彼女の笑顔は、すぐに落胆と絶望に変わっていった。




 彼女の仕事場を後にして、一人アパートに向かって歩く。

 足取りは重くはない。一歩ずつ、進めない訳じゃない。


 ――今日一日、楽しかった。


 失敗もした。

 笑われたりもした。


 そんな些細な事も纏めて全部、楽しかった。


 可笑しかった。心の底から笑えた。

 こんな毎日が続くなら、と願う。

 ただ、笑い合えるだけの日々を。

 ただ、暖かな場所で。


 そして、ふと思う。


 俺の夢は何だっただろう。俺は何になりたかったんだろう。

 あんな場所で笑っているだけで、それは近づいてくるのだろうか。


 ――嫌だ。


 夢がかなわない事だけは、どうしても嫌だ。

 今いる場所が素晴らしくても。

 向かう先が最悪でも。


 どうすればいい? 俺は何をすればいい?

 夢に向かって進むためには。今日いた場所で、いつまでも笑い続けるためには。


 わからない。何も。

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