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宇宙の「暑さ・寒さ」

ぼっち (Hitori): (不安そうに) えと…宇宙って、寒いんですか…?それとも、暑いんですか…?ど、どっちなんだろう…私、どっちも苦手で…


千束 (Chisato): (目を輝かせながら) ぼっちちゃん、いい質問だね!実はね、宇宙の温度って「決まってない」のが答えなんだよ!面白いよね〜!


圭介 (Keisuke): (腕組みをして、興味なさげを装いつつも説明モードに) ふん、まあそうだな。宇宙空間は「真空」だから、地上みたいに空気が熱を伝えるってことはほとんどない。だから、熱いか冷たいかは、何かに触れているか、何かが発している熱を直接受けているかで変わってくる。


夏美 (Natsumi): そうなの。例えば、太陽の光が直接当たる場所は、ものすごく熱くなるし、逆に太陽の光が当たらない日陰の部分は、極端に冷たくなったりするのよ。地上みたいに、空気の層が温度を均一にしてくれる、なんてことは宇宙では期待できないわ。


ぼっち (Hitori): (びくびくしながら) じゃあ、もし、私が宇宙で、太陽に当たってたら、すごく熱くなって…当たってなかったら、凍っちゃう…ってことですか…?ひぃ、想像しただけで、ど、どっちも怖いです…!


千束 (Chisato): (ニコニコと) だからこそ、宇宙飛行士さんが着る「宇宙服」が、すっごく大事なんだよ!宇宙服はね、宇宙飛行士さんを守る「小さな宇宙船」なんだから!


圭介 (Keisuke): その通りだ。宇宙服の中は、地上と同じくらいの気圧に保たれてて、呼吸できるように酸素も供給されてる。外が真空でも、人体が膨張したり、呼吸ができなくなったりしないようにな。


夏美 (Natsumi): しかも、宇宙服は、太陽からの強い紫外線とか、危険な宇宙線からも身を守ってくれるの。あと、熱にも耐えられるように、特別な素材で作られているわ。太陽が当たって熱くなっても、影に入って冷たくなっても、宇宙服の中の温度は快適に保たれるように設計されているのよ。


ぼっち (Hitori): (目をキラキラさせて) すごい…!宇宙服って、まるで、私がライブで、どんなに音量を上げても、音が割れない、最強のアンプ…みたいなものなんですね…!


千束 (Chisato): (大笑いしながら) ぼっちちゃん、それ、すごく良い例え!まさにそんな感じだよ!宇宙服はね、ただの服じゃなくて、まさに「生命維持装置」なんだ!動く部分からの空気漏れとかも、すごく気を使って作られてるんだから。


圭介 (Keisuke): 長期間のミッションで、細かいトラブルが命取りになるからな。動く部分のちょっとした隙間が、致命的な漏れにつながることもある。だからこそ、最新の科学技術と、細心の注意を払って作られてるんだ。


夏美 (Natsumi): ええ。それに、宇宙は人間が活動するにはとても過酷な環境だから、予期せぬトラブルが起きることも覚悟の上で、どんな問題が起きても、それを次の活動に活かしていく、という精神がとても重要なのよ。


ぼっち (Hitori): (少し真剣な表情で) 過酷な環境でも…諦めないで、トラブルを乗り越えて、前に進んでいくんですね…なんか、ライブハウスでの、私のライブみたいです…!


千束 (Chisato): (満面の笑みで) うん!そうだよ、ぼっちちゃん!宇宙飛行士さんも、ぼっちちゃんも、挑戦し続ける姿は、とってもカッコイイんだからね!

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