カレー教
私はカレー教の信者です。カレーの神を信仰しています。
ですが、このカレー教には派閥があり、残念ながら対立しています。
一つは「カレーに何かかけて食べるのは冒涜派」であり、
もう一つは「カレーには何かかけて食べるのが当然派」です。
私は「カレーに何かをかけて食べるのは冒涜派」です。
カレーは素晴らしい食べ物です。
それを邪魔するような物をかけるというのは冒涜としか言えないのではないでしょうか。
カレーは元々味が濃い食べ物だと思いますし、栄養食とも言われます。
さらにバリエーションも豊富です。
その上でさらに味を加えるのは、他に言葉がありますか?
冒涜です!
マヨネーズ?なぜ白くしたいのですか?ラー油?素直に中華をどうぞ。
酢?ホワイ?醤油?なぜです?カレーライスであればその時点で和風でしょう。
タバスコ?もはや別物になっているのではないでしょうか?
卵?納豆?チーズ?バター?鰹節ですか?玉ねぎはすでに入っています。
・・・おけ、敵です。同じカレーの神を信仰しているのになぜこうも違うのです!
私ほどの信者であれば、3日分のカレーを作ることがあります。
多すぎますか?そんなことはあり得ません。
カレーは魔法の食べ物、一晩寝かせればコクが増します、進化します!
2日目の夜、ああ、神よ、お許しください。私はアナタを冒涜しました。
何故か私のカレーにソースがかかっています。