ここはパクセーという町(つづき)
T春花 <h******t@gmail.com>
Sat, Jul 25, 2009, 5:30 PM
to 岩▽◇◎
ベトナムを出国しラオスに入国する為に皆おろされました。出国は簡単、窓口でパスポートを出して判を押してもらうだけです。少し歩いた先に同じような窓口があります。そこでも判を押してもらいます。そうすればラオスに入国です。例によってビザは不要、日本国籍は優待されます。
でも困ったことに、ローカルの方々は順番を待つ文化でないのか、列に並ぼうとしません。どんどん割り込んで来ます。あきれていると、何と驚いたことに、カジノバスが動き出すではありませんか。私は飛んで行って、「待って!まだ手続きが済んでいない」と猛抗議しました。「オーケー、オーケー!We wait」と言いながら前方を指さします。ここは長く止めていられないから動かすだけだ、との事。
入国審査に戻っても、あまりに割り込みが酷いので、いつまでたっても手続きできません。他のバスや自動車で国境越えする人が数十人いて、全部の人に先を越されました。文字通り、私がびりけつ。判ひとつもらうのに三十分以上かかり、ようやっとバスに乗りに戻りました。さっき猛抗議した場所に立って見ると、バスの影も形もありません。あたりは山々が迫るのっぱら。人っ子ひとり見当たりません。
ばちが当たったのでした。今度という今度こそ。私は完全にやられたようです。最初っからその魂胆だったに違いありません。あの「国際バス」は追い剝ぎ集団だったのです。うっかりしたことに、私はパスポートと財布だけ手に持っておりたのでした。




