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ここはパクセーという町

T春花 <h******t@gmail.com>

Sat, Jul 25, 2009, 2:49 PM

to 岩▽◇◎



アラキさん、心配をおかけしています。どうやら国境を越えて隣国に脱出できました。今回、ラオスの南部にあるパクセーにやってきました。デング熱もだいぶ良くなりました。というか、ベトナムからの移動が超楽しかったので、熱もどこかへ行ってしまったようです。


十四時間かかりました。それは良いのですが、フエのホテルで予約を入れてもらった「国際バス」は、実際にはバスでなく、ぽんこつのハイエースといった感じでした。ローカルな生活感をにじませた乗客ばかり。ベトナムの人なのかラオスの人なのか、見たところローカルの人々しか乗っていません。そういう、真っ黒い爪をした方々は、ほとんどが四十代五十代ぐらいのおじさまおばさまです。私だけがたった一人の外国人でした。皆さん商いの旅でしょうか、鍋やら、やかんやら、バケツやら、ほうきやら、野菜やら、果物やらをどっさり持って乗っています。車内、ところせましと、そんなものを積んでいます。おじさまおばさまもどっさり乗っています。肩と肩、肘と肘、膝と膝がぶつかって身動きがとれないほどに。それでもおじさまおばさまたちはお構いなく身動きをとって、人の頭を蹴飛ばしながら動き回ります。何の用があるんだか、始終落ち着かず、運転席の方へ行ったり後ろ側に戻ったりしています。


そのうちハイエースは動く国際カジノに早変わり。くわえタバコのおじさまたちがカードを使った賭け事を始めました。見物に回った人々は手をたたいて笑います。バックにはローカルな流行歌が爆音でかかっています。


これが四時間ほど続いたころ、カジノがラオスとの国境に至りました。(To be continued)




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