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クリスとの出会いがあったから
本当はそうでもありませんでした。バンコクでホテル暮らししながら相変わらずマスク生活をしていました。ホテルがあったプラトゥナーム地区は日本の旅行者が珍しくないし、伊勢丹だって近いし、マスクをして歩いたからといってどう思われることはありません。そう簡単には熱中症にならない事も、日本の夏が証明してくれています。今年の夏は特に暑かったように思いますが、それでも多くの人がマスク生活しました。
アメリカでは神様が支えてくださったからマスクを外した、と書いていますが、本当はどうだったのでしょう。何しろ、卒業して帰国するやいなや、またマスク頼みするようになったので。同じように神様が支えてくださっていたはずなのに。
相模原のマンガ喫茶で寝泊りしているアラキさんに会いに行くにもマスクをつけました。ファミリー・レストランに入って二人で食事する時まで。コロナ以来「マスク美人」という言葉が普及したようですが、私などがマスク美人だったかもしれません。
東南アジアに旅してマスクをとるようになったのも、クリスとの出会いがあったからでした。




