表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/53

誰かと手をつないで歩くことは数年ぶり



アンコールの遺跡群(実に無数にある遺跡)を数日間、一緒に回わりはしたものの、シエム・レアプの日本人宿では別々の部屋に泊まっていました。プノン・ペンでも部屋は違いました。


アンコール見物した初日、ワットの日の出を見にトゥクトゥクから降りると、クリスは手をつないで来ました。まるでそうする事が当然、自然かのような仕方でした。自然と、二人は手をつないでいました。手をつないで門前の長いアプローチを歩いていました。まだ真っ暗でした。でも観光客は大勢いて、数組の男女が同じように手をつないで私たちの前を歩いていました。


私にとって誰かと手をつないで歩くことは数年ぶりのことでした。元婚約者とはよくそうしました。でも、初めのうちだけ。あとになるほど、手をつないで歩かなくなりました。しかも、元婚約者とクリスとでは、同じ手を握るでも、同じでないような動作でした。クリスのは、気負うことなく、魂胆がありそうでもなく、まったくナチュラルな動作でした。「自然」というほかありません。やはりジェントルマンです。欧米の彼氏を持ったことがある人なら分かるかもしれません。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ