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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

聖女放浪記

作者:柄柄
「今までお世話になりました。色々と見て回って3年くらいしたらまたお土産持って帰ってきますね。」

あと、と彼女は新緑の色をした目を輝かせて破顔した。
「私、まだ自分の知らない世界を見てみたいんです。我儘を言っていることは承知してます。けれど外を、今までに見たこともない綺麗なものを知ってしまったんです。」

それにもう10年分くらいは働いたと思いますし…
あ、お土産は何か美味しいお酒にしますね。
彼女はそう言って笑うと軽く会釈をし、夕暮れの中に歩いていった。
私たちはその背中が見えなくなるまでじっと眺め、彼女の幸福を願った。





魔王が討伐され平和になった世界で、一人生き残った元聖女は旅に出た。
――――――自分の知らない世界を見る為に。
聖女の物語
2019/06/20 16:06
目覚め
2019/06/20 16:08
自由
2019/06/20 16:10
喪失
2019/06/20 16:17
2019/06/21 11:58
師弟
2019/06/22 08:38
治癒
2019/06/23 08:41
日常
2019/06/26 13:43
神官
2019/06/26 18:14
血の呪縛
2019/06/28 17:39
魔王城のほとり
2019/07/02 11:17
出立
2019/07/08 19:36
旅は道連れ世は情け
2019/07/12 18:09
大人と子供
2019/07/30 23:04
最果ての都市1
2019/08/08 08:39
最果ての都市2
2019/10/18 21:19
嘘も方便
2021/11/17 11:13
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