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別のナニカの短編置き場

ついに解き放つとき!!

作者: 別のナニカ

すっごくくだらないです。スイマセン……


短編シリーズ 第1弾

いきなりだが紹介させてもらおう。僕の名前は一之瀬 守だ。

 17歳で、何もかもがごく普通の高校生……ではない!

 

 僕には特別な能力がある。中二病ではない。純粋に凄い特別な能力があるのだ。

 人にはまだ隠している能力。

だがしかし、今! この瞬間! この能力をついに解き放つときがきた!!

 

 僕は現在下校中だ。いつもの帰り道。この帰り道で、今からお見せしよう。特別で強大な僕のこの能力を!!!

 

 見よ!! はぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!

 

 





はぁ……はぁ……疲れた……。

 

 ……さて、どうだ。驚いただろうか。

 なに? 何も起こってないじゃないかって?

 

 まぁそう思うのも無理はない。

 いや、普通の人間であればそう思うだろう。

 

 なぜなら僕は今、現に『何もしていない』から!!

 

 

 ふははははは!! だまされたか!! 滑稽だな!!

 何も起こるわけねぇじゃん!! うはははははははは!!!

 はははは!! あははは!! ……あはははは……はは……

 

 



はぁ、帰るか。

 

 

 ……虚しい帰り道を、守は今日もトボトボと歩いてゆく。

こんなのを最後まで見ていただき、ありがとうございました……

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― 新着の感想 ―
[一言] やられた。 病室の待合室で一人吹き出し、周りの目を気にしてしまいました。 狙い通りにはまってしまった感があります。 でも、こういうの大好物なので、どんどんください。
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