義父(パパ)に任せた結婚式がアウェーすぎた件
結婚の承認をもらった二ヶ月後、
結婚の手続きをするために、再度四川省を訪問する事になりました。
まずは四川省の省都(成都)で結婚の申請をし、翌日に彼女の実家へ移動しました。
挨拶もそこそこに義父から翌日の結婚披露宴について説明がありました。
彼女は事前に「結婚式は身内だけ」と言っていたのですが、面子を重んじる中国人気質を軽く考えていました。
地方地主の長女の結婚披露宴が
「身内だけで」
なんて事はありえなかったのです。
結婚披露宴会場は街で一番大きなホテルのレストランでした。
招待客は百名以上。
もちろん全て中国人。
日本人はワタシ独り…
結婚披露宴は盛大な爆竹のファンファーレで始まりました。
爆竹のファンファーレ…直径1メートルのロール状に巻かれた爆竹を初めて見ました。
爆竹が鳴りやむのを待って新郎新婦入場。
司会に言われるがまま、乾杯したり、お辞儀をしたり…何をしたか記憶が曖昧です。
次から次へと挨拶にくる招待客の応対に翻弄され、正気に戻った時には既に結婚披露宴は終了してました。
まさかこんなに盛大な披露宴が準備されているとは思わず、カジュアルなスーツしか持参していなかったので、披露宴を準備してくれた義父には申し訳なく感じました。
彼女も披露宴の事は聞いていなかったので、カジュアルなワンピースしか持参しておらず、このサプライズ結婚披露宴にブチ切れしていました。
結婚披露宴の翌日は早朝から成都に移動。
「結婚許可証」を受け取り、
広州へと戻りました。
結婚登記所で発行された「結婚許可証」と証明書を日本国総領事館に提出すると、二~三週間で日本の役所に連携し、戸籍に結婚した内容が記載されます。
彼女は中国人で日本籍ではないため、戸籍上はワタシの附則部分に中国籍の女性と結婚した詳細が記載されるだけになります。
もちろん彼女が日本に帰化して日本国籍を取得すれば、ワタシの戸籍に併記されます。
しかし帰化(中国籍から離脱)することは、彼女の中国人としてのアイデンティティや、家族との繋がりを考慮すると簡単に決めることはできませんので、おいおい考える事にしたのでした。
これでワタシと彼女は中国/日本とも公的に夫婦となりました。
(以降、妻と書きます)
ここまでお読み頂きありがとうございます。
運命的な出会いで国際結婚した年の差夫婦の
やりとりを引き続きお楽しみください。
次回は 2025年12月28日 公開予定です。
ep4:眠れる獅子の尾を無自覚に踏み続けていた件
ep5:ネガティブ夫に喝を入れた妻が男前すぎた件
ep6:十年一昔の激流を夫婦でラフティングした件
どんな展開になるのか…お楽しみに!




