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妻に来世でプロポーズしたら現世の黒歴史がリセットされる件【完結】


  今になって(冷静になって)考えると…


 「妻は死にたくて死んだわけじゃない」


 「妻は生きて家族と過ごしたかった」


 そんな妻の想いを忘れて、自分が苦しいのを

 「妻の死」に責任転嫁していました。

 その事を怒っていたのかもしれません。


 「妻の死」を思い出して泣く…

 そんなワタシの事を情けなく思い、

 「喝」を入れてくれたのかもしれません。


 このトラブル以降、

 ワタシは「妻との最期の三日間」を

 思い出しても、涙を流すことがなくなりました。


 「妻の死」から9ヶ月経過し、

 「妻の死」を受け止める事ができたのだと

 思います。


 妻と一緒に築き上げた家庭を

 妻の想いを忘れずに

 妻の分まで守りましょう。


 「いつも家族が笑顔で過ごす」


 それが妻の願い…

 妻の願いを叶えるのがワタシの役目。

 役目を果たさずして妻との再会は叶わず。

 新たな一歩を踏み出そう。

 妻の分まで生き抜こう。

 

 「死を待ち望んでネガティブに生きる」


  のではなく


 「死後も輝く為にポジティブに生きる」


 これがワタシのReライフです。



 そして…

 ワタシが子供たちに望む事は一つだけ。


 ワタシが死んだら

 百本のバラの花束を棺に入れて欲しい。



 賽の河原にワタシを迎えに来た妻の前で

 片膝をつき、妻の瞳を見つめて

 両手で百本のバラの花束を差し出します。


 「請嫁給我(結婚して下さい)」 


 霞のかかるリバーサイドでプロポーズ…

 これがロマンチックか自信はないけれど…

 あの世で楽しく過ごしましょう…

 

 これが妻とワタシのReライフです。




                【終わり】



 あなたも花束に想いをのせて

 誰かに贈ってみませんか?

 花束の向こうで

 きっと笑顔が待っています。


最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました。


この作品は、

若くして亡くなった妻が生きた証を、

記憶ではなく記録として残すために

書いた物語です。


もし何か心に残るものがあれば、

この物語が誰かの目に触れるきっかけを

作っていただけたら幸いです。


本編の構成上では語らなかった

妻視点での描写をスピンオフで公開予定です。


賽の河原に花束をーー残像と切望

   全8 ep+番外編2 ep

 2026年2月8日より連載開始

 ep1 ポンコツプロポーズにOKしたら

          国境を越える事になった件

 ep2 冗談で付けた名前を生涯使うと確信した件


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