シング シング シング
掲載日:2025/07/23
歩き疲れた不器用な僕に
今夜の祭りは楽しくなかったかな
シング シング シング
詩を聴かせてください
いっしょうレッドカーペットなんか
歩かない人生がいいな
声が聴こえてくるのは
むかし大好きだったあのひとの声
好きなものにくるまれて
生きてゆくのがいいな
今朝も躓いた不器用な僕に
清しい朝焼けは眩しすぎたかな
シング シング シング
詩を聴かせてください
切符のない旅に出たくなったら
遠くをみて歩いて出発すればいい
ホラ、きっととても綺麗な空気の町が
その黄昏には待ちうけていて
残り少ない悲しみさえ
溶かすように消し去り終えてくれるだろう
シング シング シング
詩を聴かせてください
闇にまぎれてでもしあわせに眠れますように
最後の一粒だけは甘い悲しみをください




