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シング シング シング

作者: 秋葉竹


 


歩き疲れた不器用な僕に

今夜の祭りは楽しくなかったかな


シング シング シング

うたを聴かせてください


いっしょうレッドカーペットなんか

歩かない人生がいいな


声が聴こえてくるのは

むかし大好きだったあのひとの声


好きなものにくるまれて

生きてゆくのがいいな


今朝も躓いた不器用な僕に

清しい朝焼けは眩しすぎたかな


シング シング シング

うたを聴かせてください


切符のない旅に出たくなったら

遠くをみて歩いて出発すればいい


ホラ、きっととても綺麗な空気の町が

その黄昏には待ちうけていて


残り少ない悲しみさえ

溶かすように消し去り終えてくれるだろう


シング シング シング

うたを聴かせてください


闇にまぎれてでもしあわせに眠れますように

最後の一粒だけは甘い悲しみをください








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