潜水艦!
潜水艦と呼ばれるものは潜れる深度で分けると大まかに三種類ある!
まず第一にタイタン号やしんかい6500のような潜水艇
そして第二に軍隊で使うような狭義の意味での潜水艦
第三に第二次大戦辺りまで使われていた可潜艦だ。
可潜艦が潜れるのはほんの数十メートルだ。WW2までの潜水艦というものはすべてこれであると考えて良い。
悪名高きドイツのUボートはこの仲間にあたる。現代を舞台とする物語であればほぼ出てこない。ちなみに浅い深度を航行するので、武装が豊富になりやすい。機関砲や対空砲を装備するのはこの種類だけだ。
そして潜水艦、これは数百メートルまで潜れたりする。現代の海軍で運用される潜水艦は途上国と戦略原潜を除けば以下の性能に則る。
最大潜行深度数百メートル、武装は魚雷、ミサイルのみ。
ここで魚雷とミサイルの説明をしておこう。ミサイルは、爆薬と誘導装置を積んだロケットであり、魚雷は爆薬と誘導装置を積んだスクリューだ。
簡単に言えば魚雷は足の遅い水中ミサイルということだな。
基本的に武器はそれだけだ。そして、航空機に対する攻撃能力を持たない。
最後に潜水艇だが、主に民間において運用され、一切の武器をもたない。そして、ずっと船体が上記の二種より小さい。
ただし、潜行できる深度は桁違いで、一万メートルもいけるものがある。
それぞれの呼び方には複数あったりするが、あんまり気にしなくてもいい。
最後に弾道ミサイル潜水艦についてだ。これは弾道ミサイルを搭載した潜水艦で、その点のほかに普通の潜水艦とあまり違いはない。
原子力潜水艦には、攻撃型と弾道ミサイル型の二種があり、原子力潜水艦といっても隔壁を搭載するのは概ね後者のみだ。
以上。