もう全部戦車でいいよ戦車で!
もう全部戦車でいいよ戦車で!
というのも装甲車も歩兵戦闘車も主力戦車も全部戦う車ですもの。
ただまあそんな適当なこと言って小説を書くのは良くないのでちゃんと説明しましょう。
基本的には
重機関銃を耐える全周装甲
20mm以上の砲を備えた砲塔
足回りがキャタピラ
という三点がそろっていれば戦車扱いでいいと思います。
この三つの点がすべてそろっていなければ、輸送車。
砲、装甲が違う場合はいろいろありますがまあだいたい自走砲。
タイヤで走るなら装輪戦車。
まあこんな感じでいいと思います。
戦車というのは時代によって変わるものですが、現代では大体の主力戦車は120mmの大砲を備えています。でかい大砲が付いてる車は概ね戦車になります。
砲が40mm以下なら歩兵戦闘車とか兵員輸送車のカテゴリに入りますおそらく。
そして、でかい大砲がついてるけど戦車じゃないものが、自走榴弾砲です。こちらは155mmと152mmと戦車よりでかい大砲が付いています。
自走榴弾砲と戦車は砲塔の位置によって見分けられます。
自走榴弾砲では車体の後方に砲塔
戦車では車体の前方に砲塔
という形になっていることが多いです。
現代の異能力バトルもので戦う相手なら戦車より自走榴弾砲の方がいいです。様々な都合がありますが、米軍のM1A1エイブラムスとM109A6パラディンを比べてみましょう。
近距離で戦う場合に強いのはエイブラムスの方です。パラディンは近距離戦を想定していないので倒すというシーンで整合性を生みやすいです。
エイブラムスは被弾して爆発した後も砲を撃ってくることがあるんで、物語作りにはいいかもしれないけれど、パラディンはおそらく誘爆して派手に吹っ飛びます。
いろいろ語ってはみたけれど結局、戦車というのは歩兵や敵の装甲目標のどちらとも戦える車両。という認識で良かったりします。
たぶん。