番外編・それはいつから?
第二王子アルベールの話です。
番外編ですが本編の補完になるので、できればそちらを読了後に読んでいただければと思います。
放課後の医務室にいつものメンバーが集まっている。
僕。ミリアム。レティ。ジョー。バレン。ウォルフガング。そして当然キンバリー先生。
キンバリー先生は先日めでたく結婚したから、正しくはゲインズブール先生なのだけど、区別をつけるために旧姓を名乗っている。
ゲインズブールはそれが面白くないらしいけど、我慢しているようだ。
どうやら力関係はキンバリー先生のほうが上らしい。
ゲインズブールはあんな唯我独尊なのにキンバリー先生にはベタ惚れで、ようやく妻になってくれた先生に逆らえないみたいだ。
さっきも、僕たちが来るまでは医務室でお茶を飲んでいたみたいだけど、キンバリー先生に『邪魔だよ』と言われて僕たちを睨みながら退散した。なんて担任だ。しかも忘れているのかもしれないが、僕は王子。次期国王だ。
ぶれないところはいっそ清々しいのかもしれない。
ゲインズブールの先生への愛は筋金入りで、長いこと不便な学校に棲み着いていたのも、キンバリー先生のそばにいたかったからかつ、知らないうちに他の男に取られないか心配だったから…とアンディが解説していた。
なにしろ一度、アンディに取られているからだってさ。
その時のアンディは、まだゲインズブールがキンバリー先生を好きなことを知らなかったらしいけれど。
まあ、三人は色々とあったらしい。ゲインズブールは今でもアンディを許してないみたいだ。
それでもあの時に助けてくれたのだから、根は善人なのだろう。
じゃなきゃキンバリー先生みたいな素敵な女性が好きになることはないよな。
キンバリー先生はあれだけゲインズブールを悪く言いながらも、実はかなり好きらしい。
ジョーによると、遠足の事故でゲインズブールが負った顔の怪我を癒したのは、キンバリー先生だそうだ。先生はゲインズブールが痛み止めをのんで寝ている間に勝手に治し、そのせいで衰弱したのを隠して事故調査会議に出席して、二人は大喧嘩になったらしい。
そんな話を誰から聞いたんだとジョーに尋ねると、ゲインズブール、との返事が来た。
いつの間にあんな奴とプライベートの話をする仲になったんだ、と驚いたが、ジョーは仲良くはないと言う。
いつもいつも、色んな話を知っているのは、こいつの一種の特技だと思う。
ところで今回参加していないヴィアンカは、下校済み。休日のアンディが愛しい恋人を迎えに来ていた。二人でフェルディナンドの誕生日プレゼントを探しに行くそうだ。屋敷に商人を呼べばいいのに。単にデートをしたいだけだろう。
…気軽に二人きりになれて羨ましい。
ブルトン公爵は息子とヴィアンカとの結婚を認め、アンディは自邸に戻った。だけど両家の父親は依然として喧嘩中。和解の兆しは見えない。
アンディが仲裁をしているけれど、どちらも退かない。
なんでシュタイン公爵がそんなにアンディの婿入りにこだわるのかと思ったら、実は根深い理由があった。
どうやらブルトン公爵はアンディが幼い頃から息子への接し方を間違っていて、一方で真面目なアンディは反抗をせず、精神的に追い詰められて危険だったときがあるらしい。
そんな当主の家に嫁げば、ヴィアンカとその子供(!)が独善的なブルトン公爵に苦労させられるのは明らか。
だから婿入りを、ということらしい。
父が言うには、ブルトン公爵が本気で反省してアンディに土下座して謝りでもしない限り、シュタイン家の人々は退かないだろうとのことだ。
一体どうなることやら。
一方で。情報通のジョーによると、昨日の予科練のときにウォルフガングがアンディにワインを渡していたそうだ。
一体何があったんだと尋ねたら。ヴィアンカの生まれ年の良いワインが手に入ったから贈った、との答えだった。
ジョーと僕がその返答を聞いても黙っていると、ヤツはニヤリとして言った。
中身をビネガーに入れ換えてやったぜ、と。
…親しくしているけれど、ウォルフガングと僕たちの付き合いはまだ3年に満たない。だから休日前の晩のアンディがどんな行動をとるか、気づかなかったようだ。いつもは聡いヤツなのに。思い付いたらやりたくて仕方なかったのかもしれない。
もちろんジョーと僕は予想がつく。そしてこの予想は絶対だ!
だけれどおもしろいことになりそうだから、ウォルフガングには教えてやらない。
まあビネガーなら、口に入れる前に香りで気づいただろうけどさ。
以前のウォルフガングなら、決してしなかった意地悪だ。素直に不満をぶつけられるようになって良かった。
プライドが高くて他人にみっともない姿を見せられなかったのに、焼きもちを隠さないなんてすごい成長なのだ。もうここまでくると、本当に短所がない。
今はまだヴィアンカを好きみたいだけれど。こんないい男なんだ、いつか彼も、新しい恋ができるだろう。
◇◇
僕たちはなんとかキンバリー先生から、ゲインズブールとの馴れ初めや、甘い新婚生活について聞き出そうと日々頑張っている。
だけれども連戦連敗。先生は驚くほど口が固い。何年も交際を隠していただけのことはある。
ちなみにゲインズブールが口をつぐんでいたのは、口外したら別れる仕事もやめると、キンバリー先生に脅されていたからだそうだ。これもアンディ情報。
終業式の壇上でゲインズブールが結婚宣言を出したと知ったアンディは、そうきたかと笑っていたけど、間抜けで愚図なアンディには笑われたくないと思う。
…そう言ってやったら、お互い様だと言われた。確かに僕の告白は不格好だったけど、一緒にしてもらいたくないぞ!
質問責めの僕たちを先生はいつも、年寄りの話より君たちの初々しい可愛い話を聞かせなさいとかわす。…そして実際にあれこれ白状させられている。
最近槍玉に上がっているのは、ディアナといい雰囲気のバレンだ。けれど彼もなかなかに口が固い。あまり面白い話題は聞けていない。ずるい男だ。僕なんて、もう提供する話題もないくらいなのに。
まあ、バレンはヴィアンカへの思いを吹っ切れたようだから、よかった。
今日もそんな話題を一通りしたのだけれども。なんとなくヴィアンカとアンディの話になった。
今までフルメンバーでいるときは、さすがにこの話題は避けてきた。だけれど今回はヴィアンカがいない。最初は、迎えに来たアンディの顔が今日もだらしなくデレデレだった、なんて軽い話だったのだが。
バレンが、結局のところアンディはいつからヴィアンカを好きだったのだろうかと疑問を呈した。事件以降、若手の騎士や貴族たちがよくその話題に花を咲かせていた。彼も今さらながら、気になってきたのだろう。
フェルディナンドによると、当人もよくわかってないらしい。自覚したのは去年の秋頃で、だからアンディ自身はそこからだと言い張っているらしいけれども。
「そんなことあるか」
と不満顔でウォルフガングが反論した。
彼が言うには、初めてヴィアンカ、アンディの三人で会ったときから、アンディはウォルフガングを殺しそうな目で睨んでいたという。
けどそれはペソアに行くよりも前の話だ。さすがにその頃はまだ違う、というのがジョーと僕の見解だ。
この疑問、ウォルフガングのその主張も含めて、ジョーと僕はすでに議論済みだ。
確かにアンディの態度が明らかに変わりはじめたのは、本人の主張通り、去年の秋頃だったけれど。僕は違うと思っている。
「じゃあさ、みんなはアンディの気持ちにいつ気づいたか、一人ずつ挙げていったら?」
キンバリー先生が悪そうな顔をして言った。
ミリアムとレティは顔を見合わせている。
「俺、文化祭」
一番乗りでジョーが答える。
「その前から怪しいなあとは思っていたけどな。あれで確信した。袖から見たらアンディの顔が半端なく怖かった!ウォルフガングが言ってる『殺しそうな目』ってヤツ、初めて見てひいたぜ」
キンバリー先生は笑い、ウォルフガングは頷いた。
「生きた心地がしなかった!」
「あの時はわたしたちもびっくりしたの」
とミリアムとレティが、ね、と言い合う。
「アンディがあんな顔をすることがあるなんて知らなかったもの。可愛らしいヴィアンカを見て、呪いが解けないことに苛立ったのかと思ったわ。ウォルフガングを睨んでいたの?」
「そうだ!」
ますます笑うキンバリー先生。
「見たかった」
バレンは悔しそうだ。
あの時のアンディは、ヴィアンカとウォルフガングのシーンになる度にひどい顔をしていた。
ジョーも僕もウォルフガングからその目の話は聞いていたけれど、それまではおおらかな彼がたかだか嫉妬で誰かを睨むなんて、有り得ないと思っていた。だからあれにはひどく驚いたものだ。
アンディの隣に座っていたフェルディナンドは、舞台の『女の子』のヴィアンカに感極まって号泣していたから、気づかなかったようだ。けれどこの様子だとキンバリー先生は。
「先生も気づいていたの?」
とミリアムの問いに先生は。
「だって、きっと面白い顔をするだろうってわかっていたから隣に座ったんだよ」
と言った。
「そうなの!?」
と声を揃えるミリアムとレティ。
「想像以上に笑えたよ」
「あの後ヴィアンカに会いに来たあいつ、普段より頭を撫でまくっていたよな」とジョー。
「そうなんだ!」とウォルフガング。「すぐあれに出るんだぜ」
「そうなの?」とレティ。
「そうだ」とウォルフガング。「最初に会ったときもそうだった。絶対あれ、ヴィーは俺のだって主張だぜ」
アンディがヴィアンカの頭をよく撫でるのは昔からだ。ミリアムや僕たちにはあまりしなかった。
だからといって、本当にそんな主張がこめられているのだろうか。
「あれは俺も気になっていたな」とバレン。「小さな子供じゃあるまいし、そんなに撫でるか?と思っていた」
だろ?とウォルフガング。
そうなのか。はたから見たら不自然なことだったのか。気づかなかった。
「俺はシュシュノンに来てからはあまり接点がなかったからな。これはそうだなと確信したのはクリスマス会だ」
バレンの言葉にジョーとウォルフガングは、ああ、と声を揃えた。僕も思い出す。
「アンディがフェルディナンドと帰って来たときだろ?」とジョー。
バレンは頷いた。
「あれは完全に二人きりの世界だった」
だな、と頷く三人。確かに僕もそう思った。
「そうね」とレティも頷く。「駆け寄ったヴィアンカも、彼女を撫でているアンディもとても幸せそうだったわ」
「そうなの?」とミリアム。「…そうなのね。アンディがヴィアンカの頭を撫でるなんていつものことだから、ずっと何も思わなかったわ」
ミリアムは口に手を当てた。何やら考えている。
「…そういえば最近見ていないわ」
「頭を撫でなくても満足してるからだろ」とバレン。
ミリアムとレティはきょとんとしたけれど、ウォルフガングが不愉快そうな顔をしているのを見て、意味することがわかったらしい。二人揃って顔を赤くした。
「そういえばさ」とキンバリー先生。
「バレンとウォルフガング、文化祭においたをしたでしょ?」
「『おいた』?」
キンバリー先生はニヤリと悪い顔をした。
「アンディ、知っているからね」
ウォルフガングが間を置いてから、ゲッと言った。バレンもあっと言った。
そうか、あれか。バレンからは聞き出していたけど。ウォルフガングもやっていたのか。なんだ、思いの外優等生じゃないじゃないか。ずるいな。
「なんだよ、詳しく話せよ」とジョー。
僕はその耳に小声で囁いた。
へえ、とジョーも悪い顔をした。
ちらりとミリアムを見ると剣呑な顔をしている。僕を怒らないでくれよ!
「結局お前も手を出したのか」
ウォルフガングを見てにやつくバレン。
「うるさい」としかめっ面のウォルフガング。
ミリアムの顔がますます剣呑になっている。
それに気づいたか、バレンは
「もう時効だ」と言った。
そりゃお前はそうかもしれないけれど。
「どうかな」とキンバリー先生。「アンディは多分、ものすごく我慢していたからね。悔しかったはずだよ」
「我慢するのが悪い」とジョー。「さっさとキスしちゃえばよかったのに」
「ジョー!!」
ミリアムが真っ赤な顔で抗議する。
頼むから!僕は関係ないってわかってくれよ!
これは話題を変えるしかない。
「ミリアムは」と僕は話を落ち着いた風を装って話をふってみる。「いつからそう思っていた?」
彼女は僕を見て何度か瞬きをしてから、可愛らしく首をかしげた。
「…アンディがヴィアンカが可愛くてしょうがないのは昔からだったから、疑問に思うことはなかったの」
そうか。一番それを感じていたのは双子のミリアムだろう。
「だからアンディが絶縁されても結婚なんてしない、って宣言したとき、最初は驚いたけど。すぐに、ヴィアンカを待つことにしたんだって思ったの」
隣でレティが頷いている。
「レティも?」
「ええ。ミリアムから聞いて。だからみんなみたいに、態度でどうとかは思っていなかったわ」
ね、と顔を見合わせる二人。
その宣言は実際は計画のためだったけれど。
それもちょうど秋頃だった。
「てっきりみんなも同じ考えだと思っていたの」とミリアムは続けた。「みんなが心配しているのは、アンディが絶縁されたあとどうするか、ということだと思っていたのよ」
ミリアムとレティは二人揃って苦笑した。
なるほど。男子組と女子組で、認識に違いがあったわけだ。
彼女たちの前ではヴィーに絡む恋愛話は深くしなかったから、気づかなかった。
「アルベールはいつからだ?」とバレン。
「…遠足」
僕は正直に答える。ジョーにしか話していないことだ。
「遠足?6月だな」とバレンが目を見張る。「本人の主張よりずいぶん早い」
「ヴィーが倒れてキンバリー先生が誰か運んでくれと言ったじゃないか」
先生が頷く。
「アンディは仕事中は常に騎士としての姿勢を崩さない。僕には必ず敬語を使って臣下として振る舞う。遠足のときも、あんなに僕が誘っても昼食の席につこうとしなかった。マッシモの取りなしでなんとか座ったけど、喋らない、食べないで警戒を怠らなかった」
バレンがそうだったっか?と言うとレティが頷いた。
アンディは仕事には真摯だ。
「そのアンディが、あのとき僕を守るという仕事をほうってヴィアンカを抱き上げた。隊長の彼が両手をふさいだんだ。普段の彼なら絶対にしない」
僕はウォルフガングを見た。
「触らせたくないのかな、と思ったよ」
あのときウォルフガングは一歩を踏み出した。それを遮ってアンディは前に出た。
そのときはまだ、触らせたくない気持ちの根底が恋との確信はなかったけれど。でも疑うには十分だった。
「…そうね」とレティ。「わたくしも驚いたの。普段のアンディなら部下を呼んだはずよ」
「そうなの?」とミリアム。
レティは頷いた。
「アンディは仕事には本当に真面目なのよ。わたくしたちと仲がいいから余計に公私をきっちりと分けているの。わたくしたちが批判されないためにね。だから確かに意外に思ったわ。そういうことだったのね」
「…あの日出発前にあの人が馬車の中を確認しただろう?」とウォルフガングは言ってバレンを見た。「そのときの顔、覚えてないか?」
バレンは首をかしげた。
「ヴィーがオレとお前に挟まれているのを見て、あからさまに表情を変えたぞ」
「あのときはまだノーマークだったからな」とバレン。
「わかりやすいんだよ、嫉妬が」
ウォルフガングは複雑な笑みを浮かべた。
だよねーとキンバリー先生が声をあげて笑う。
「なのに自分で気づいてないんだから。鈍いにもほどがある」
ほんと間抜けだぜ、とウォルフガングが賛同した。
アンディが僕たちの前でその嫉妬を見せることはなかった。フェルディナンドにウォルフガングを推していたときも、通常と変わらない表情だった。あれだけ鈍いのだ。意識してのことではないだろう。
きっと普段は、覚悟をしてウォルフガングをヴィアンカに、と考えていたからではないかと思う。それでもウォルフガングを目の前にすると、本心を押さえきれなかったのではないかな。
ウォルフガングにはすまないけれど。やっぱり僕は、ヴィアンカとアンディが結ばれてくれて良かったと思う。
「先生はいつから気づいていたの?」とレティ。
「んー?確信したのは、私も遠足辺りだけどね」
「『だけど』?」とミリアムが促す。
「特別な存在だってのは知っていたよ」
「いつから?」とジョー。
先生はいたずら気な笑みを浮かべた。
「あとはまた今度ね」
なにそれー、とみんなが不満の声をあげる。
夏休みの王宮で。
マリアンナの件で事務処理をしているゲインスブールを待っている先生と、フェルディナンドと、三人で話しながら時間潰しをしていた。
そのときに、先生は打ち明けた。
アンディが二年生の秋に特殊魔力の検分をしたそうだ。そのとき彼はすでに、その魔力のせいでまともな恋愛ができないと悩んでいたらしい。
彼が理想とする女性の条件は、性格でも容貌でも家柄でもなかったそうだ。それは一緒にいて平穏でいられる感情の持ち主。
フェルディナンドは、知らなかったと呟いた。
そこで先生は質問をしたそうだ。
男女問わず、年齢も問わず。今現在、その条件に一番合うのは誰なのか、と。答えは即、返ってきたという。
昔話をし終えると先生は、ヴィーちゃんの呪いが解けて本当によかった!と満面の笑みで言ったのだった。
これで完結となります。
長い話にお付きあい下さり、ありがとうございました。
本当の本当にブックマークや評価、感想はとても励みになりました。重ね重ねありがとうございました。
この後2つアップがありますが、ひとつは今まで後書きに書いた《おまけ》をまとめたもので既出の話です。もうひとつは、今さらですが、人物紹介です。
☆以下、内容に関する内幕になります☆
☆ご興味がある方だけお読みください☆
キンバリーとゲインズブールは当初、続編を書くつもりでした。そのため未回収の伏線、ネタが幾つかあります。ですが続編は断念しました。もしネタを気にしている方がいたら、すみませんでした。
◇◇
マリアンナは。意識が変わったので、遠足でやらかしたモブくんとなんやかんやあり。ハピエンです。
◇◇
ウォルフガングは唯一可哀想なキャラになってしまいました。もし彼を応援して下さっている方がいらしたら、すみませんでした。
一方でアンディは。ヴィーに自分で気持ちに気づいてもらいたかったので、最後の最後でへたれになってしまいました。
ヴィーとアンディの父親たち、未だ喧嘩をしてますが、二人はちゃんと両家に祝福されて結婚します。
◇◇
今回、ウォルフが遠足の馬車の座り順について話ていますが。
無意識で腹を立てていたアンディは、デート大作戦のときにちゃっかりヴィーからウォルフを遠ざけて、自分が隣に座りました。やっぱり無意識ですが。鈍いので。
アンディが異常に鈍いのは、フェルディナンドが考察した通り。自分の感情も深く考えないくせがついてました。
本編に書ききれませんでした。
◇◇
以前ご質問を頂いた、ヴィーのエンド後ですが。明かさず話を進めましたが、たいした内容はありません。すみません。
本人も、自分が不幸になるルートはなかったなぁ程度の認識でした。
一応、ヴイットーリオルートは以下の通りです。
バッド→マリアンナは階段から落ちて死亡。ヴィーは事故を悲しみながらも普通に生きていく。でも本当は謎の人物がヴィーと間違えて突き落とした。(謎の人物はぺルル)
ノーマル→マリアンナ・ヴィーはお友達☆
ハッピー→マリアンナ・ヴィーは晴れて恋人☆ でもラブラブ学生生活しか出てきません。
他ルートでもヴィーは特別なことはなく、変わらず男の子のままでした。また、呪いのような展開が出てきたのはアルベールルートのバッドエンドだけでした。
◇◇
なるべく嘘は書かないよう気をつけたつもりですが…ちょっと自信がありません。
ヴィーが知らない事実があったり、話者が素直に独白をしていなかったりと、隠し事をしながらの文だったので、大変読みづらかったと思います。
また私の技量が足りず、伏線がわかりにくくてすみませんでした。
辛抱強くお付きあい下さった皆さま、本当にありがとうございました。
つたない作品ですが、少しでも楽しんでもらえていたら、嬉しいです。
桃木。
追記。3章終盤と4章を書いていたころ、めちゃくちゃRADWIMPSのおかずのごはんを聴いてました。特に夢番地がヘビロテで。時点がセツナレンサで。この2曲がテーマ曲でした。(回し者じゃありません。ファンでもないです)




