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一分love story  作者:
4/5

出ない電話

「アホ優・・・なんぼ待たせんねん」

大井と一時間目だけサボって残りの授業はちゃんと出た

まぁ、集中して真面目に受けてたかは別やけど(笑)



『あれっ、まだ帰らへんの?』

放課後になっていつものように優を校門で待っていたアタシに女子生徒が話しかける


確か、優と同じクラスの子や。


「おん、優が来ぉへんのよ」

ケータイを開いて時間を確認しながら返事をする



『斉藤今日来てないで』

そんなアタシを見て不思議そうに言う女子生徒



「え、何言ってるん?朝、一緒に学校来たで」



『うそやん、先生休みゆうてたけど』

それだけ言って学校を後にする女子生徒。



え、ちょっとどうゆうことなん・・・?


朝、おったやんな?

アタシんちに迎えに来て一緒にチャリニケツして

ここで「ほな、放課後」ゆうて分かれて


そんで・・・その後帰ったん?優



色々な疑問を抱きながらケータイを開き優に電話をする

けど、何コール目になっても優の声は聞こえんくて



結局、留守番電話に繋がった



「なんでなん?優・・・何があったん?」

何も教えてくれなかった優に腹がたって

自分は教えてもらえるほど優にとって親しい人間やなかったんや

ってめちゃくちゃ悲しくなった

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