表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一分love story  作者:
1/5

知らずの間に失恋

『(名前)!学校行くで』


やさしくてイケメンで運動神経が良くて・・・

そんな完璧な彼氏がアタシを毎朝迎えに来てくれる



なぁんて少女漫画みたいな恋した事あらへん

アタシの事を毎朝迎えに来る奴なんてせいぜいコイツぐらい



斉藤「なにしてんねん!はよ、しぃや」

そう、幼馴染で腐れ縁の斉藤優さいとうゆう



「なんもしてへんわ。さっさと行くで」



斉藤「人さんざん待たしといてそれは無いやろ」

産まれたときからずっと一緒で家族みたいなもん。

だから、恋愛感情なんてもちろんない・・・はずやったのに



斉藤「ほら、後ろ乗れやアホ」

さり気ないやさしさにキュンとして気付けば恋のスイッチは完全にON。



「うっさい///」

密かにアタシが照れてる事なんて優は気付いてへん

だってコイツはアタシの事そんな風に見た事ないから。



斉藤「ホンマにええ加減、男見つけて毎朝迎えに来てもらえや」

ほら、またこんな無神経な言葉を言ってアタシを傷つける



「アンタだって彼女おらんくせに」



斉藤「はぁ?俺はちゃんとおるがな」



「え・・・彼女おったん!?」

なんて一人でかわいそうなヒロインを演じてたらまさかの彼女持ち。



斉藤「おん。あれっゆうてなかったっけ?」



「ゆうてへん・・・わ」

気付かぬ間に失恋しててしかもその事をさっきまで知らなくて・・・

あぁ~!もう、頭が追いつかん(泣)



斉藤「すまん、すまん!とりあえず、(名前)もはよええ男見つけぇや~」



「大きなお世話や・・・」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ