夢は現、幻の実(逃避の詩)
夢幻はまどろむ現実。ちょっとした、現実逃避、鬱風味。
★環★
瞳にうつる 世界は青い
自分は 大気のそこにいる
うつりゆく色の中で
自分は眠っている……
生まれ変わる風に吹かれて
消えゆく雲を 追いかけて
★role★
夢、意識が動く
意思がない
瞼が開かない
意思がない
意思が戻る時
それが覚醒……
★夢★
白銀の月夜宵闇夢の中。
白く覆われ蟲の灯舞う。
夢はひとつの物語。
夢は短い現実。
夢は変わってしまうもの。
夢は現実と思い込む。
夢も現実も一緒、夢を追いかけ、現実を見る。
★逃避★
今は瞳を閉じて、世界を視るよ。
眼を開いて見えるのは、疑心、偽りの世界。
かげろうのように、偽りの姿。
だから、今は瞳を閉じて、揺らぐ世界を隠して、全てを見渡す。
瞳にうつる辛いものは、今は見えない影。
瞳を閉じて、それは感じるよ。
瞳を閉じて、見えないもの。
それは世界の陽炎を、みるから……
The eyes sees the shadow of the world.
I feel the shadow of the world with hearts.
The world of shadow to which it swings and it goes……
★幻影の記憶★
自分がいなくなったら、何人の人が、自分の影にとらわれるだろう。
影を追い求め、さまよい、記憶の断片を呼び覚まそうとするのだろう。
いもしない自分の影。
それを求める人々。
無意識に探す人々。
いつ解放されるかも分からない。
そんな長い長い幻夜。
人は記憶の塊だ。
だから、うつろいやすくはかないのだ。