生まれる骨-鳥と蛇の化石-(絶滅の詩)
生物は進化して淘汰して絶滅する。
石はしゃべらないけれど、多少の意思は残すことができ、世界の成り立ちを教えてくれます。
★Bird - Moon and Mist -★
赤い瞳の深淵。
思念。
死んだ鳥を身に纏う白い霧。
舞う白い羽。
赤い瞳の霧、霞、靄。
廻る見えない鳥は蘇る風。
白銀に染まった樹、大地。
凍った水滴を道しるべに、
飛ばない鳥は、惑い、迷い、孤独。
琥珀と白亜の卵を捜す。
求めるのは、安らぎ?
求める物は、本当は何?
★uroboros -Infinite sign-★
ウロボロスは無限大。
終わることを知らない……
終わることのない世界にいて、
延々、永遠と、繰り返す。
歴史。
日常。
終わることのない世界。
ウロボロスは、無限大。
ウロボロスは、自分のシッポを食べ、
その分だけ成長するのだろうか。
変わることのない、世界。
廻る季節。
繰り返される
終わることを知らない世界。
★Giving birth is a bone though it is born.★
世界は古より循環している。
土にねむる石は何を語るのか。
土に還る意思たちは、ただ静かに、ハジマリを待つ。
眠るイシはただ記憶を伝え、生あるものの遺子をつむぐ。
産まれゆく世界の理。
繰り返す世界の理。
絶滅するほうにとっては、恐怖でしかないけれども、
いなくなったところに、新しいモノが埋まっていき、再び世界は、生物にあふれ……
結局、生命の歴史は繰り返し。
星の感覚ではきっとあんまり変わった感じはしないことでしょう。
そう言うような感じの夢を見ることがあります。