SW、その他兵器解説(プロローグ~始まりまで)
タイトル通りです。しかし、討伐部隊のSWとその他兵器の説明は書いておりません。そこは話が進んでから説明していきます。
※12/6 加筆。SWの外装の特徴を追加。
日本国防軍のSW
日本製の全てのSWに共通することだが、量産は外装、武装、動力機構まですべて白金重工業が独占しており、形式番号につけられているSHIは白金重工業を英語にした際の頭文字をとったものである(Shirogane Heavy Industries:SHI)。
燕
形式番号:JSW_SHI-003
全高:15.0m
動力:白金製高出力バッテリー
武装:量産型ビームソード×1、量産型ビームライフル×1、腕部格納型シールド(左腕格納式)×1
外装:軽量チタン合金
色:銀
製造元:白金重工業
解説
日本が初めて量産に成功し、最も普及しているツインアイのSW。
汎用性が高く、偵察用、拠点防衛用(後述)など、様々な用途に使われる。新兵や一般兵が搭乗することを想定されており、出力は低めに設定されている。
さらに、新兵が撃墜されにくくすることを考え外装は厚く、肩部などの関節部分にはプロテクターのような装甲が施されている。この追加装甲ともいうべきものは、パッドのように関節部分に被せられているのではなく、関節部分を直接覆うようになっているので、機動性が損なわれていない。
万が一のための信号弾も装備している。
燕拠点防衛用
形式番号:JSW_SHI-003
全高:15.0m
動力:白金製高出力バッテリー
武装:量産型ビームソード×1、量産型実弾発射キャノン×1、腕部格納型シールド(左腕格納式)×1
外装:軽量チタン合金
色:銀
製造元:白金重工業
解説
燕を拠点防衛に特化させた仕様。
ビームライフルの代わりに、徹甲弾を高速で発射するキャノンを装備している。キャノンは反動が大きく両手で持つタイプなので、その間はビームサーベルをすぐに持ち替えることができず防御もできないという欠点がある。
剱
形式番号:JSW_SHI-003/C
全高:15.6m
動力:白金製高出力バッテリー
武装:量産型ビームソード×1、量産型ビームライフル×1、腕部格納型シールド(左腕格納式)×1
外装:軽量チタン合金
色:灰
製造元:白金重工業
解説
燕を指揮官用にチューニングした機体(形式番号のCは、指揮官を意味するCommanderの頭文字)。
動力や武装の出力が燕よりも五〇パーセント近く上昇しており、SWの扱いに長けた指揮官が搭乗する。なので、燕に装着されているプロテクターのような装甲は薄くなって、軽量化もなされている。
全高が燕よりも少し高いのは、頭部についているアンテナの分の高さを加えているためである。頭部のアンテナは、通信機能を高めている。
蓮華
形式番号:JSW_SHI-004
全高:15.0m
動力:白金製高出力バッテリー
武装:量産型ビームスナイパーライフル×1、量産型ビームソード×1、腕部格納型シールド(左腕格納式)×1
外装:軽量チタン合金
色:紺
製造元:白金重工業
解説
燕の後に量産された、遠距離支援用のSW。外装や内装の多くの部品を燕と共有している。
遠距離からビームスナイパーライフルで狙撃して味方を援護することを目的として運用される。これに搭乗するパイロットは、スナイパー用の特別な訓練を受ける必要がある。
日本国防軍の航空艦
鷲羽
艦籍番号:JWS_SHI-002
全長:220m
全幅:83.5m
動力:加圧水型原子炉×4
武装:CIWS×4、30mm機銃×3、多連装ミサイルランチャー×2
色:グレー
製造元:白金重工業
解説
日本軍が唯一量産できる航空艦。近づく敵を迎撃することができたり、SWを多数積んでの運搬や弾薬の補給、修理も行うことができる。
レーダーは広範囲をカバーでき、相手の火器対策としてフレアも装備している。
『ナンバーズ』のSW
『ナンバーズ』のSWすべてに共通することであるが、一つ目のようなカメラアイを持ち、外装の至る所に棘のような突起が出ている。さらに、あらゆることが分かっていない。
2
形式番号:不明
全高:16.0m
動力:不明
武装:ビームソード×1、ビームライフル×1、展開型電磁シールド×1
外装:不明
色:白
製造元:不明
解説
初めて観測された『ナンバーズ』のSWのうちの一機。
武装はシンプルなものだが全てが高火力で、普通のSWではパイロットの腕があってもまず翻弄される機動力をもち、展開型の電磁シールドであらゆる攻撃を防ぐ。
所々装甲がなくフレームがむき出しになっている部分があり、とくにブースタ周りは突貫で付けられたと思わせるほどに装甲がなく、配線などがむき出しになっている。
3
形式番号:不明
全高:16.0m
動力:不明
武装:クロー、ビームアサルトライフル×1
外装:不明
色:血赤色
製造元:不明
解説
勇気が初めて『ナンバーズ』と交戦したときに現れた機体。血のような赤い色をしている。
シールドを持たず、手に装備されているクローと近接用のビームアサルトライフルで相手を蹂躙する、近接特化の戦法を想定された機体である。機動力は『2』よりも上らしい。
なお、勇気たちが交戦した時を含めて、『ナンバーズ』の機体は『2』、『3』、『4』、『5』の四機が確認されている。ここに記してある『ナンバーズ』の機体名は正式なものではなく、あくまで便宜上名づけたものであるが、正式な名称はあるかどうかさえ不明である。