表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/67

第二話:朝ご飯



 朝食ってなんだと思う?



 俺は、今日一日を頑張るための重要な・・・


「何その顔?別に食べてくれなくても良いんだけど?何!?文句あんの?」



 ありません。はい、全くありません。・・・例え、真っ黒のトースト&目玉焼きでも・・・。


 食べますよ、僕は。発ガン性物質だろうとね。



「・・・姉、私は無理だ。別の物を要求する」



 えぇっ?俺の頑張りは!?



「はい、柊。ちゃんと出来たやつ・・・」



 ええぇーん?何それ?なら、最初からそれを出せば良いじゃん!?



「あ、アンタはそれだから。上手に出来たの二人分だけだし」



 嫌がらせかい!!やっぱ、嫌われてる?



「兄、私のを少し分けてあげよう」



 まぁ、何て良い子に育ったんでしょ?どこかの娘とは大違いだわ!?


「じゃ、アスパラのベーコン巻きのアスパラを兄に…」


 嫌いな物を俺に押し付けないで下さい。



「コラッ、柊!!好き嫌いしない!!って、お兄ちゃん!!アンタもしぶしぶと受けとるな!!」



 いやだって、柊が・・・。んっ?いま、お兄ちゃんって!?



「聞いてんのオジさん!?」



 聞き間違いでした。・・・いや、だから、俺まだ二十代だよ!!


「兄、あ〜ん。トマトを食べさせてあげよう」



 ・・・嫌いな物を俺に押し付けないで下さい。



「柊ぃ〜っ!!」



 もぐもぐっ。


 柊が無理矢理に野菜類を食べさせられている・・・。必死の抵抗も空しくひょいひょいと彼女の口に野菜類が入っていく。・・・てか、逆効果では?



「ふー、妹に野菜を食べさせるのにも一苦労だわ」



 もぐもぐっ。


 ご苦労様、桜子。

柊は、青い顔で止まってるけど。暫くしたら、口の中の物を飲み込むだろうさ。ホント、ご苦労さん。



「!?・・・アンタ、私の分…食べたわね!?」



 へっ?何を言ってんの?俺はちゃんと俺の目の前の皿から。




 ・・・あれ、何か。確認してなかったから桜子の皿から取ってたみたい・・・。ヤバイよね、コレ?



「このっ!!馬鹿兄がぁぁぁぁあっ!!」




 ぎゃゃゃゃゃゃぁっ!!顔面にマジパンチィッ!?

 ていうか、ていうかぁ!!俺が悪いのか、コレェェェェッ!?




 こんにちは。

 なんかこっちの物語の方が思い付きます。一個一個が短いからでしょうか?



 この物語の兄は愛すべき馬鹿野郎ですね。でも、妹想いの良い兄です。…私もこんな馬鹿で優しい兄が欲しかったです。(そんな思いが物語に反映してたり?)



 では、今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。



 兄の名はまだか!?(笑)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ