村上茉奈の遺書
紅い椿は示していた。
私そのものであることを。
紅い灯りは示していた。
それが近づいていたことを。
私は過ちを犯した。私のせいだ。
これはまごうことなき事実だ。
しかし一つだけ言わせてほしい。
これはあいつらが始発なんだ。
当駅始発なんかじゃない。
奴らは最初に私を標的にした。
鮫島杏奈
篠原沙月
丸山優佳
小林夏帆
この4名だ。そのうち主犯格は鮫島杏奈である。
まずはじめ、理由は不明だが私を標的としたいじめを行った。
そのいじめは次第にエスカレートしていき、
物を隠す、使用者にしかわからない程度の落書き。暴力、暴言など。
しかし鬼塚寧々が転校してきてから。
彼女は私を庇った。
そのせいで、次の標的にされた。
おそらく、先述した内容をさらに悪質にしたものなどを、裏でこっそりやっていたと考えられる。
私は寧々のおかげで救われた。寧々は私のせいで死んだ。
私は篠原沙月に、鬼塚寧々に暴力を振えのいう旨の連絡をした。
そして鮫島杏奈、彼女も。
私は彼女達にトラウマを植え付けられていた。
寧々の勇敢な立ち回りで私の心は一時的に救われていたが、一時的に過ぎなかった。
私は保身に走り、彼女に暴行を加えた。
その後、先述した4人が更なる暴行を加え、私はそれを見ていることしかできなかった。
次の標的は亡くなった。
次の標的には花瓶が置かれた。
仕掛けたのは私だった。
私の責任だ。
だが原因を作ったのは私じゃない。
私は彼女に恋をしたのかも知れなかった。
私は今から死ぬ。
私は今から死ぬ。
私は今から死ぬ。
これ以降、紙はひどく焦げており、解読できない。




