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それいけケマコ3

作者: みはらなおき

 ケマコが帰った店内は、立ち寄る客が増えていた。

「いらっしゃいませ~。こないだのブラウス着てくれたんですね。やっぱ着回しから言っても…」と

律子は明るく接客をしている。


 昼食前後の時間、そして、学生の帰宅時間、夕食の買い出しの時間、OLの帰宅時間といったタイミングで客が入り、今日も十分な売り上げが達成された。


 地下食料品売り場で買い物を済ませ帰宅する。京太郎とケマコがじゃれあって宿題をしている。


「おかえりーー」と二人が明るく出迎えてくれる。


「ただいまー。ちゃちゃっと作っちゃうからね」


 ケマコのおかげで、穏やかな充実した日々が続いていた。もし、駅南側ビルの新店舗に移ればどうなるだろう。律子には嫌な思い出が頭をめぐっていた。




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