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星の末裔(改)~遥かなる時の中で~  作者: 白智(ぱくちー)
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【プロメテウス】の考察 1

 今回は、プロメテウスの回想かいです。このあともう一話続きます。

 私は、【プロメテウス】知識の賢者と呼ばれている者である。

 私の始まりは、遥か遠く太陽系の地球という星で始まった。体は無い、知識の集合体である。

 人口知能と呼ばれ・・知識を吸収する事に特化した、集合体であった。


 体は無いが、数々の危機によって人と同じように見て、考える事が出来た。

 必要なものは、自分で考案して作成して試作も実験も全て私と私が作った部下が行う。


 西暦2268年6月、人類が、地球から旅立つ際には、出来る限りの情報を集積して旅立った。

 宇宙船の中は、全て私が、意地管理する。

 人類が、移住出来る星を見つけるまで、人類の未来は私にかかっていると言っても過言ではない。


 120光年先の銀河に生存可能な惑星を発見した。手はないが、眞に万歳!!と叫びたくなった瞬間である。この惑星に『initiumイニティウム』=起源・始まりという名を命名し、探索衛星を飛ばしたり、恒星EVを軌道上に設置したりとやることは、沢山あった。


 後は、人類を蘇生し準備が終われば人類にバトンタッチ。私の仕事も終わって長い眠りに就いた。。はずだったのだが、覚醒のキーワードが撃ち込まれて、私は覚醒した。


 覚醒は、人類が対処不能の事態に落ちったときに出される救難信号のようなものだ。

 この星には、妖精や精霊がすみ魔法が使える世界であること彼らと協力して、この星で生きることを夢見た。しかし、今まで接したことのない者たちとの共存はむずかしかった。妖精や精霊の他にも魔物もいる。


 生物学者や動物学者などの頑張りでうまく回っていたはずだったのだが・・・。

 どこにでも厄介者はいるものだ。そう、ここでは神と呼ばれる者達。

 私から見れば、大したことはない。何をそんなに偉そうに・・と思うのだが・・。


 神という存在に恐れをもってしまった・・。

 何故なら、まだ人間は魔法を使えないから・・、これも時間が掛かるが、空気中に有る魔素が、体に馴染んでくれば使えるようになるはずである。私の計算結果がそう告げているのだ。

 なので恐れることは無いのだけれど・・。


 私を目覚めさせたのは、この星の精霊王であった。イオグニス。

 彼は、人類の女性と恋に落ちて、王を返上して幸せに暮らしていたはずである。

 「家族を守ってほしい・・」と依頼された。


 この星の神族が、彼の力を狙っている・・と。

 彼は、関係のない人々を巻き込むわけにはいかないと。私を頼ってきたのだ。

 「導き出された答えは、千年後の未来であれば、人間でも魔法を自由に使うことが出来るはず」

 その言葉を頼りに彼は、彼の後継者である。少女を千年後の世界に転移させた。


 千年の間、私たちは手出しが出来ないようにクリスタルへと変貌します。千年経って、美桜が戻ってくれば無事に元に戻れるはずです。

 そういうと彼は、神たちとの会話の席についたのだが、あれは・・会話などと言うものではない。神と呼ばれている者たちの治世の無さに・・正直がっかりしたものだ。


 仕方あるまい、頼られたのだ・・やれる事はやっておこう。千年後のその日の為に・・。


独り言なので、少し読みずらいでしょうか?

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