第一話 恋は愛に変わり 愛は旋律と恐怖を与える 後編
これで第一話は終わりになります
「転校生を紹介するぞ」
だいぶ老けた先生がホームルームで転校生を紹介する
「東京の聖白百合女学院からきました早乙女 亜綺です
よろしく」
亜綺は俺を見つけると微笑み手を降った
俺も手を降り返すと後ろの席の忍に首をチョークスリーパーされた。
「お前は、いつの間にあんな美人と仲良くなったんだよ
言え
言わなきゃ殺すぞ」
俺は頭を後ろに傾け忍のアゴに後頭部で頭突きした
そんなことはいざ知らず担任は亜綺の席を探している
「早乙女の席はそうだな…」
「先生俺の隣空いてますよ!!!」
忍は元気よく告げる
そして亜綺は俺の方へ歩いてきた
「来た来た来たー」
忍はかなり騒いでいる
しかし亜綺は忍の隣に座らず俺の隣に座った。
「また彰狙いかよ~」
忍はずっとグチっている。
「よろしくお願いしますね彰君」
亜綺は微笑み俺に挨拶した
「あ、あぁ」
そして休み時間
「あ、あの早乙女さん
学校案内しましょうか?」
「ずりぃぞ赤坂
抜け駆けはなしだ」
と亜綺を巡って波乱が起きた
そこで亜綺は…
「ありがとう、でも遠慮しておくわ、彰君頼んで良い?」
次回予告
校舎案内を頼まれた水島 彰
彼に頼んだ少女の心理は…
次回 僕が今奪い去る