表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幸運全振りで異世界転生!職業遊び人で目指す異世界最強  作者: ひろち
遊び人は幸運チートで異世界に転生する。
8/77

遊び人はスライムを狩り終える

長かったので二話に分割しております。

 レベルがあがったが、まだレベル3である。

 すると、選択可能スキルが急に頭の中に表示される。

 「レベル3」取得可能となったスキルは……「逃げ足」と「挑発」

 どちらもスキルポイントは3だ。

 いま保有しているスキルポイントは、レベル3で10ポイントだ。

 初期に2ポイントあり、レベルアップごとに4づつゲットしている。


 つまり両方取得することは可能だが、取得してしまうとマイケルがいなくなる。


 そしてこの二つのスキル取得しても強くなれそうにない…「逃げ足」と「威嚇」

 名前だけでそれ以上の説明はない……どんな効果なんだ?気になってしょうがない。


 挑発だけして逃げろってことですかね……


 昨日のマイケルの話では、通常ジョブのスキルに関しては、効果や消費MPSP等が記載された書物や情報が巷に出回っているが、レアジョブになればなるほどスキルに関する情報が少なく、なんの情報もなく名前から推測してスキル取得を迫られることとなるそうだ。


 レアジョブのスキルは強力なものが多いが、尖った性能を有する者もあり、取得しても自分にはまったく不要なスキルだったなんてこともありうる。

 今後の俺の命を左右するスキルだ。外れスキルにスキルポイントは割けないんだよ。


 マイケルとのお手伝いに関する約束は、スキルを取得できるようになったら、ではなく取得したらだ。

 スキルは気になるが今は取得をあきらめよう。

 マイケルお前は俺のエリクサー、もう少し手伝ってもらうぜ。


 っというか、まだ何もしてないもんね、俺とピクニックきただけじゃない。



「本当に今の動き悪くなかったぞ。レベルが高いだけの騎士なんかより、よっぽど冒険者らしい戦いだったぜ。相手がスライムってところを除けばな。がはは。」


 なんか褒められた。

 褒めるだけならだれでもできるぞ?手伝ってくれ。


 レベルアップはPTメンバーには伝わるのかと思っていたが、伝わらないようだ。

 よし、マイケルはほっておいて、さあ、次の相手だ。


 一時間でさらにスライム2体を倒す。

 そういえば毎回2500Sと水晶やらを落としている。


「さっきからスライムがドロップしてるアイテムなんですが、なんですかこれ?」


「ドロップ品は敵を倒したとき一番貢献した人間のアイテムボックスに自動取得になっている。設定を色々いじれるが今回はしてこなかったからな。お前が得たドロップ品は、俺にはわからん。お前が持っている初期のアイテムボックスは、30種類格30個づつしか収納できないから注意しろよ。中級以上のアイテムボックスは家が一軒は買える値段となる。」


 うほ、神様ありがとう。とにかくドロップ品がマイコーにわからない点がいいね。

 これは当然俺の戦果であり独占させてもらおう。


「で、何をドロップした。スライムじゃなにもドロップしねーか。」


「いや。スライムの水晶をドロップしてるんです。これは何に使うんだろ、高いんでしょうか?」


「ほほう、スライムの水晶はかなりのレアドロップだな100体倒して2、3個でればいいほうだ

幸運系のアクセサリーの作成に使われてる。冒険者ギルドで売れば1Gは出してもらえるだろう。」


 なんてこったい。

 毎回のごとくドロップしてたが、「スライムの水晶」なかなかのレアドロップのようだな……幸運チートのおかげ?

 やっぱり俺はスライムハンターとして生きていけそうだ。


 それはさておき、その後も狩りを実施。

 結局その日は、レベルはそれ以上はあがらなかった。


 マイケルのお陰もあり合計40匹ほどのスライムを倒す。

 なにこれ?スライムだけで10Gたまりおった。

 なぁマイケル?真面目に働くのがバカらしくならないか?俺とスライムハンター目指そう!お前素質あんよ!


 ただ、もちろん世の中そんなに甘くない事を俺はまだまだ知らない。



 町に戻りマイケルと明日は朝一から森に潜る旨を申し伝えられる。

 バッチコーイ。


 俺は市場にいき、スライムの水晶を売ろうと試みる。

 こういうのは道具屋か?ダナンの道具屋と書いてある店にはいってみる。


「すみませーん店長。売りたいものがあるんです。これなんですが、買ってもらえないですか?」


「これがなんだかわかっていますか?スライムの水晶ですね。モンスタードロップ品の取り扱いは冒険者ギルドが一括管理しています。ぜひ欲しい品ですが、ここでは買い取れませんね。冒険者ギルドに目をつけられたらたまらない。ただ、もっとレアなドロップ品であれば……おっとこれ以上はご内密によろしくお願いします。」


 店主ダナンの目がどす黒く光る、道具屋というよりマッドサイエンティスト風な風貌だが悪徳商人かな?

 いずれ成敗してやろう。


 それにしても、冒険者ギルドか、いずれ世話にはなるだろうと思われる施設ではあるが、今日はもうクタクタだ、とにかく安全に狩りができるうちに、レベルを上げておきたい。書類の手続きとかめんどくさいし、後回しだ。


 そうして俺は、石蹴りしながら、宿屋へ帰った。


 そろそろスライム水晶が10個になる。10Gである。


 売れさえすれば10万円だぞ……

 あの宿とおさらばする日も近いなと。


 なにこのイージーな異世界


 魔王なにそれ?ドロップ品に高値がつくんですか?

 でも俺には関係ない話だ。


 そんな危ない橋より、安定したスライムハンターでしょ。


 スライム倒すだけで10G!レアドロップもザックザク!


 これぞ幸運チートの真骨頂!


 楽しく安全に異世界生活だ!


 翌朝は、少し早めに起き、朝市を覗きに。

 買い食いするためではない。それは当然すべきことであり、目的ではない。


 少しでも楽して安全に狩りをするため、攻撃系アイテムを確保するためだ。

 昨日の狩りで得た10Gは、軍資金としては物足りない気がするが、そこは遊び人の真骨頂スキル「値切り」で乗り切ろう。


 冒険者ギルドに登録し、ドロップ品を売ることができるようになれば、軍資金は潤沢となるだろうが、まだ「遊び人」というジョブがどう受け取られるか未知数だ。

 登録と同時にレアキャラ認定、勇者PTに即時加入なんてさせられたらたまらない。


 特に、マイケルさんが、守護天使してくれているうちに、少しでも此方の世界の戦い方に慣れておきたい。

 今はいうなればボーナスステージ、女神に省略されたチュートリアル真っ最中。色々試して、冒険するなら今しかないだろう。


 先日お世話になったトルネオの武器屋へ行きオッサンに話しかける。


「すみません。先日こちらでゴブリンソード買わせてもらったピッケルといいます……誰でも使える魔法が込められた書物とか、投げると爆発するアイテムとか、楽にスライム狩りを……じゃない強敵と戦うために使えるアイテムっておいてありますか。」


「ここは武器屋だあいにくそういった部類は道具屋の管轄なんですがな……少しならありますぞ、ただしお値段の方もそれなりに。初級魔法が込められたスクロールが10Gからだとなっております。初心者が狩りに使うには割高だし、上級者には物足りない、なかなかうれない、腐れアイテムだったりするのです。」


「あっ。ちょうど10Gあるので、10Gで二つ売って下さい。」


 この店長ちょっと抜けてる。自分から売れない商品だなんていっちゃいけないぞ。

 買いたたかれて泣くのが落ちだ。さあ買いたたきの始まりだ!


「……帰ってくださいっ!」


 若干殺意が込められてる。その若干の殺意ですら俺の足が震えて止まらない。

 おっさん貴様も何者だ?

 だが、こちとら遊び人そんなことは気にしてられない。


「7Gで二つ!これ以上はまけれません!」


「更に安くしてどうするってんです?売るのは私のほうでしょうに!ぶん殴るぞっ!」


「5Gで三つ!」


 悪ノリしてしまった。


 武器屋が何か意味不明な雄たけびをあげた。


 だが、ここでは引けないのだ、俺も今後の命がかかってる!

 何としてもマイケルのいる間に、楽して安全に生き残る方法を確立しておきたい。

 押してダメなら引いてみろだが、さらに押すのが遊び人!


 もちろん無理でした。


「わかりました、おっさん。俺の現金資産は泣いても笑ってもこの10Gだけです。今日俺がでた冒険で俺が死んだら、おっさんのことは一生呪いますからね」


 ここでカワメンピッケルのお願いのまなざし。


「ああ、野垂れ死んでくださいな。」


 効果はなかったようだ。畜生ホモじゃなくても俺の可愛さみれば、少しは優しくなるのが人間ってものだろう?このおっさん強い。ラスボスか。

 いやただの武器屋だ、たぶんそのはずだ……少し自信がない。


 しょうがない、違う武器屋を探すこととする。

 さすがに、これ以上は粘れない。

 俺が静かに店を去ろうとすると。


「まちなされ。初心者用魔法スクロールは10Gです、びた一文まけるつもりはありません。だがここに未鑑定の魔法スクロールがある、中級魔法か初級魔法、もしくは失敗か、呪いを受けるかもしれないが、これをおまけにつけて差し上げましょう。普通の客には売れないですからな、呪いのスクロールであることを願ってるますぞ。」


 おっさん!まさかのおまけつきだと、愛しちゃうよ。ってすでに普通の客じゃなくなった??常連って事で納得しよう。


 呪い上等だ!こちらにはマイケルがいるんだ、呪われろマイケル。


「わかった、おっさん、生きて帰ったら贔屓にさせてもらいますよ。」


「いや、むしろ二度とこなくていいですぞ。」



 そうして俺はファイヤボールのスクロールと謎のスクロールをゲットし、また一文無しになった。

 金だ金、金をくれ。

 楽して稼ぐって金がかかって割にあわないんじゃ?

 というか初期の軍資金が少なすぎるだろ、おい女神今すぐなんとかしろ。


 反応はない、女神は邪神へとジョブチェンジした可能性あり。

 討伐するか??

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ