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夢から覚めたら

作者: 人間詩人

夢から覚めたら

現実の世界があった

暗くどんよりとした世界

夢には 心地よい背景があり

安らかな世界へと いざなう

少しばかりの夢空間から

起き上がってみれば

いつもと同じ どんよりとした世界

まるで牢獄のように

光は 届かず かすかに

ひび割れた隙間から

外側の空気が 入り込むだけだ

重々しい現実世界に

身をゆだねる

いっそのこと夢だけの世界に 居られたらとも思う

それは許されぬ絵空事

喜怒哀楽の実感を 真っ直ぐに感じる 現実

それにしても 喜怒哀楽ではなく 怒哀しかないようだが

こんな世界には 居たくはないと言いながらも

仕方なく しょうがないから いるような具合だ

つかの間の夢の世界には

叶えられない たくさんの希望が かなっていく

だから夢と言う言葉が

もてはやされる

現実は黒 夢は白

そう捉えてしまうほど

実際の生きる環境は

厳しいものに なってしまっているのが 事実であろう

出来るだことなら

もう少しだけ 夢を 

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― 新着の感想 ―
[良い点] 私も似たような小説を書いたことがあったので、コメントをいたしました。 この詩の最後の『もう少しだけ 夢を』の部分はじんわりと心に響きました。 現実ばかりではなく、夢を大切にすべきと感じまし…
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