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魔剣戦記 Ⅱ  作者: せの あすか
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某日 某所

錆びだらけの太い鎖が悲鳴を上げる。


もう何度壁に叩きつけただろうか。


それでも一向に、千切れる気配はない


どす黒く変色した手首に鎖が食い込む。

爪はとっくに全部無い。

髪の毛もすべて抜けてしまっただろうか。



食事だけは出された分とにかく全部食っている。

どんなに臭くても、汚くても。


そのうちに、味も臭いもわからなくなった。




ただで死ぬわけにはいかない。

こんな所で、こんな風に。





人間ども



人間ども









細く美しい首から鮮血がほとばしる。

その場面を何度も何度も思い出す。


涙が一筋、流れ落ちるのを感じる。




勿体ない

その一滴分命が削られるのであれば

もう涙などいらない

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