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第八部
「國分も何であんなに憎たらしいんだか・・・」
「思春期だもん。仕方ないよ、私も男子には冷たいし」
「そんな事ないよw」
「えーw」
なんて会話しながら学校に入る。
「やっぱガランとしてるね」
「うん」
「あいてるかな~?」
ガタンッ
「お、あいたあいた」
「入ろっか」
「うん」
下駄箱で靴を履き替えて教室へ向かう。
カラカラッ
「あ~やべぇ眠い・・・」
突如として睡魔が襲ってきた・・・。
勝て!勝つんだ私!
「時間がなったら起こしてあげるよ」
「あぁ、ごめん・・・」
やっぱ緋李那ちゃんは優しいなぁ―――――――――――――――




