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私を取り巻く天使達  作者: mint
走り始めた恋
14/65

恋を諦めよう…



■ 諦めよう ■




…遊ばれていたのかと思いながらお店の裏口に出た。

そういえば今日は顔を出してくれてない…

空回りする気持ちの中でふと携帯が鳴っていた事を思い出した。

一輝さんからのメールだ。

話を聞いたばかりでメールを開くのが怖かった。


何が書いてあるんだろう…

勇気を出してメールを開いてみた。



――柚姫ちゃん昨日は有難う。よく眠れたかな? 俺は寝すぎたよ。

  久々に幸せな時間を過ごせて安心したのかも。

  今日は夕方から仕事だよ。お互い仕事がんばろうね 一輝――


 


私は手が震えていた。

有名な歌手さんで…しかも性格悪い…?


でもメールの一輝さんはこんなに優しい。


ついでに携帯で「一輝 歌手」で検索してみた。

すると検索ができなかった。

…なんでだろう?


あんなに優しい詩を書く人…性格が悪いわけが無い。

女優さんにぬいぐるみをあげているのかな?

また胸が締め付けられる… 嫉妬?



――その時店長さんが現れ、顔色悪いよ?体調悪いの?今日、早退したら?――



そんな声が聞こえず聞き直した。

店長の言葉にコクリを頷き早退することにした。


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