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私を取り巻く天使達  作者: mint
出逢い
11/65

優しい心



一輝さんは急に立ち上がり

コンビニで暖かい飲み物を買ってくると言って向かっていった。


ふと後ろ姿を眺めていると一輝さんのバックが目に入った。


そこから一冊のノートが頭を出している。


なんだろうと思いながら開いてみた。


そこには沢山の詩が書かれていた。


それに綺麗な字・・・


一つ一つの言葉に意味があり、切ない詩も楽しい詩も・・・

読み始めると本の世界に引き込まれていた。


私は夢中になって読んでいる。



一輝さんは、私が何気なくノートを読んでいることに気づき後ろの椅子で様子を伺っている。

何ページ読んだのかわからない。


でも分かったのは、一輝さんの心は優しいという事だった。


ふと我に返り、一輝さんの返りが遅いことに気づいた。


周りと見渡すと後ろで私の様子を笑顔で見ている一輝さんが居る。



――やっと気づいた? どう? 感想聞かせて?――


読んでしまった事を悪く感じた。


――すいません、つい手が伸びてしまって・・・一輝さんは詩人ですか?――


私の答えに飲み物を吹き出しそうになっている・・・


なんかおかしい事いったかな・・・


ただ一言、そうかもね・・と。


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