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プロローグ
私の名前は「スザク」。好奇心旺盛な15歳の女の子だ。
今日は、我が家の引越しともあって、朝からとても騒々しい。私も最後の荷物確認やらで忙しかった。
引っ越し先は、なんと「ど田舎」。弟のひどい喘息が治るかも知れないと、両親が勝手に決めた。
もちろん、ど田舎というくらいだから、広大な自然以外は何もないのだろう。
はっきり言って、都会育ちの私にとっては、大変不満である。
「一人でここに残りたい」とも抗議してみたのだが、色々と大変らしいので却下されてしまった。
もう抵抗しても無駄なのだろうが、私は朝から不機嫌だ。
一体、どんな生活が待ってるのやら…
「スザクー!そろそろ行くわよ!」
母親が呼ぶ声。
それでは、いってきます。
ちょっとここらで中断(ーー;)