私は8年付き合った彼から“プロポーズ“されたけど? ここで私は決断しなければいけない!
“私は8年付き合った彼から“プロポーズ“されたけど?
ここで私は決断しなければいけない!“
私は8年付き合ってる彼氏が居る!
彼と付き合いはじめた頃は、彼との未来も私は考えていたのだけど?
ズルズル8年結婚もしないまま、付き合っていると彼との結婚は
既に私の中で諦めていたのだろう。
そんな時、彼から急にプロポーズをされる!
『“俺と結婚してください!“』
『・・・はぁ!? きゅ、急にどうして、プロポーズなの!』
『ごめん、随分待たせてしまったと思う! だからこそケジメとして
ミサと結婚しようと思ったんだ!』
『・・・け、ケジメ、』
『今すぐ返事をしてくれなくていい、よく考えてみてくれないかな?』
『・・・ううん、』
・・・私は全く彼からのプロポーズは想定してなかった!
“今更、8年も付き合った彼からプロポーズ?“
もっと早くプロポーズできるタイミングがあったんじゃない?
もう正直、今の彼との未来は考えていなかった。
“いつ別れようか? どのタイピングで私から彼に別れたいって言おうか?“
私はそのことばかり考えていたから。
でもだからこそ! “ここで私は決断しなければいけない!“
“彼と結婚するか? 別れるか?“
勿論! 彼と付き合っていて凄く楽なのはある。
8年も同じ男性と付き合っていると? 私のだらしないトコロや
女性としてイヤな部分も彼は知っているし分かってもらえている。
その反面、私は彼に完全にトキメかない!
もう男として見てないのだ!
“恋や愛を彼にもう求めてないし、もう無理だと思っている。“
一層の事! “新しい恋を見つけた方がいいんじゃないのか?“
でもそれをするにしても、8年という歳月は長すぎたような気がする。
彼以外の男性とどう付き合って行けばいいのか分からなし、
他の男性は私みたいな女をどう思うのかも分からない。
*
・・・そんな事を考えているうちに、彼からプロポーズの
返事がほしいと言われる。
『“一応、考えてくれてたんだよな、これからは俺がミサを守っていくよ。“』
『それって? 私がプロポーズを受けるのが前提なの?“』
『えぇ!?』
『“私は源清のモノじゃないよ。“』
『・・・そ、それは分かってるよ、』
『私達、付き合って8年じゃん! なんでその間にプロポーズして
くれなかったの?』
『タイミングが分からなかったのと仕事で自信がまだ持てなかったのも
あって、でもミサなら俺の事を待っててくれると信じてた!』
『・・・その間、私が何考えてたか知ってる?』
『えぇ!?』
『“いつ源清に別れ話を切り出そうかずっと考えてたんだよ。“』
『えぇ!? ほ、本当に!?』
『うん。』
『ごめん、俺のせいだな。』
『多分、付き合いが長すぎたんだと思う。』
『う、嘘だろう? 俺のプロポーズ断る気か?』
『断る気だけど、何?』
『“俺はミサしか見てこなかったんだぞ! 今更、俺と別れてどうすんだよ!』
『そんなの知らないわよ、もう私はとっくに源清の事を好きじゃないの!』
『・・・そ、そうなの、』
『そうよ、ごめん! さよならだね。』
『マジか!?』
『源清は他の女性と幸せになって!』
『・・・じゃあさ、ミサも他の男と幸せになれよ! 本当は俺がミサを
幸せにしてやりたかったのに、腹立つけど! ミサは俺が愛した女だから。』
『うん!』
『“今までありがとう!“』
『私も源清と付き合えて良かったよ、ありがとう。』
『・・・うん。』
私と彼はこうして、“別々の幸せを見つける事になった。“
確かに彼とこのまま結婚すれば、それなりに幸せにはなれたんだと思うけど?
“私はもう彼を愛していない!“
だったら? 思い切って他の男性と新しい恋をする方が新鮮だし、
前向きに考えられると思ったからだ!
・・・最近は、今まで会う機会が減っていた女友達と飲み会を開いて
もらい彼氏作りに専念している。
“今度こそ! 結婚できる新しい彼氏を見つけるぞ!“
案外、今の私の方がイキイキしていて私は私が好きだ。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。